ニュース

Mac版Outlook for 2016が新しいエディタ機能を追加

~添付画像のリサイズやリッチフォントなどをサポート

 米Microsoftは11日(現地時間)、Mac OS X用Office 2016の「Outlook for 2016」に、メール添付画像のリサイズやリッチフォントをサポートする拡張フォーマット対応の新しいエディタ機能を実装すると発表した。

 この機能は今後のアップデートで提供し、5月半ばに登場予定。Office Insiders Programに参加していればいち早く利用できる。

 追加された機能の1つは、画像のリサイズ/回転機能。前者はメールメッセージ上にハンドルが追加され、メールに画像を添付した場合に、表示される大きさを変更できるようになったほか、回転できるようになっている。この機能は右クリックメニューからダイアログを開いて設定することも可能。

画像のリサイズと回転機能を追加

 次に、リッチフォーマットをサポートした。リボンメニュー上に、フォントの色、箇条書き、フォントの拡張編集、ハイパーリンクダイアログが追加されている。これらの機能はメールを書くための「メッセージ」上だけでなく、「カレンダー」、「連絡先」、「タスク」、「ノート」、「署名」でも利用できる。

フォントの色、箇条書き、フォントの拡張編集とハイパーリンクダイアログを追加

 このほか、次のアップデート内容として「テーブル」のサポートを検討しているとのこと。Outlookの開発チームはもし機能の追加要望があれば、提案内容を送るか、UserVoiceフォーラムなどで投票して欲しいとしている。

(中村 真司)