エプソンダイレクト株式会社は、ミドルタワーPC「Endeavor Pro5300」を5月29日より受注開始する。
Intel P67搭載「Endeavor Pro5000」の後継機。チップセットにIntel Z77 Expressを搭載し、Intelの第3世代Coreプロセッサー・ファミリーを選択できる。Pro5000ではP67チップセットのためビデオカードが必須だったが、今回はCPU内蔵グラフィックスも選べる。
筐体はツールフリー構造を継承し、フロントから4基のHDDベイにアクセスできる構造を採用。上部にはハンドキャリー用の取っ手を備える。また、USB 3.0はフロント/リア各2の計4ポートに増加した(Pro5000は前後各1)。
最小構成は、Core i3-2120(3.30GHz、ビデオ機能内蔵)、メモリ2GB、HDD 500GB、DVD-ROMドライブ、Windows 7 Home Premiumを搭載し、価格は106,680円。
各種BTOに対応し、CPUはCore i5-3450(3.10GHz)/3570K(3.40GHz)、Core i7-3770(3.40GHz)/3770K(3.50GHz)、メモリ容量、HDDおよびSSD、光学ドライブ、OS、無線LANの有無などを選択可能。ビデオカードはGeForce GTS 450、Radeon HD 6770/7970、Quadro 600/2000、FirePro V4800の6種類。
ストレージはSSDとHDDを組み合わせたIntel Smart Response Technology(SRT)対応システムやRAID 0/1/10などを選択できる。
インターフェイスはUSB 3.0×4、USB 2.0×5、Gigabit Ethernet(Intel 82579V)、DVI-D、ミニD-Sub15ピン、PS/2×2、シリアルポート、音声入出力などを装備。パラレルポート、カードリーダをオプションで追加できる。TPMセキュリティチップを搭載する。
拡張スロットはPCI Express x16×2、同x4×1、同x1×1、PCI×3。ドライブベイは5インチ×2、3.5インチ×1、3.5インチシャドウ×4。
本体サイズは217×500×471mm(幅×奥行き×高さ)、重量は約17.6kg(基本構成)。
(2012年 5月 29日)
[Reported by 山田 幸治]