日本HP、「Mini 210 Vivienne Tam Edition」発表会を開催

Mini 210 Vivienne Tam Editionを持つ西山茉希さん

4月13日 開催



 日本ヒューレット・パッカード(日本HP)株式会社は13日、六本木ヒルズで「Mini 210 Vivienne Tam Edition」の発表会を開催した。六本木ヒルズには、Vivienne Tamの六本木ヒルズ店があり、ゆかりの地である。

岡隆史 副社長

 まず、取締役 副社長執行役員 パーソナルシステムズ事業統括の岡隆史氏が登壇した。いつもの背広姿ではなく、カジュアルな服装だ。岡氏は、「今日は、デザイナーズブランドの服を着て出ろと言われ、これを選びました。いつもの服装と違って、外でも歩いてみようかという気持ちになります」と挨拶した。

 続いて、HPのワールドワイドでの好調ぶりを紹介し、「好調の理由は、HPのPCが“WOW & COOL”つまり、驚きのある製品でなければならないというコンセプトにありますと語った。「その一例として、Vivienne Tamとのコラボレーションがあります。とくに、国外ではファッションショップの店頭でも販売し、PCの世界を広げています」と述べた。

ワールドワイドでは、2004年の約2倍になるほどの好調ぶり“WOW & COOL”がキーワードファッショナブルなPCもHPが先鞭を付けた

 舞台が暗転し、スペシャルゲストでファッションモデルの西山茉希(にしやま まき)さんが登場。まとった白いベールを取ると、蝶をモチーフにしたヴィヴィアン・タムの衣装を着用していた。さなぎが蝶になるような演出だ。

暗転した舞台に西山茉希さんが登場ベールを取るヴィヴィアン・タムの最新コレクションをまとっていた
熱心に説明する室 裕明氏(右)

 壇上には、この製品のプロダクトマネージャである室 裕明氏が登壇し、西山さんに製品の紹介を行なった。

 室氏は、これがデザイナーズコレクションとして3つめの製品であること、中国の伝説「Butterfly Lovers」を元にしていることなどを紹介した。また、室氏は「PCというよりも、デジタルアクセサリーとして受け止めてもらえれば」と語り、そのために専用のパッケージを用意するなど、周辺の演出にも気が配られていることを紹介した。

歴代のデザイナーズコレクション。ヴィヴィアン・タムは2台目

 西山さんは、「ゴールドは色のぶつかりがないので、毎日持って歩ける」と指摘した。また、約6万円という価格を聞いて「PCをプレゼントするようなブームが起きてほしい」と述べた。

色合いについて語る西山さん(ファッションショップでの販売について)「そのブランドのパソコンがあるんだ! という発見の喜びがある」と語る手にした専用パッケージについて語る室氏
画面左のデスクトップ上のアイコンの周囲をダブルクリックすると、アイコンが消える3種類の壁紙が用意されるアイコンも専用デザイン。ごみ箱まで蝶が描かれている
全国のVivienne Tamショップで販売される。4店舗では15日から予約を受け付ける女子大学生が、蝶柄のノート1万冊を配るなどのプロモーションを行なう。うち10名には本物のVivienne Tam Editionも当たる「SEX and the CITY 2」では、サマンサがVivienne Tam Editionを使うという

 室氏は、Vivienne Tamショップの4店舗で先行予約を開始することや、女子大学生による製品体験、海外TVドラマをベースした映画「SEX and the CITY 2」への製品提供などのプロモーション活動を紹介した。最後に、製品の仕様や価格を紹介し、「Vivienne Tam Editionを使っている時間が、楽しい時間になってほしい」とまとめた。

(2010年 4月 13日)

[Reported by 伊達 浩二]