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AMD、未発表の「低電力コア」の存在がLinuxパッチから明らかに

 AMDのVishal Badole氏が6月29日(現地時間)にLinuxカーネルに向けて送信した最新のパッチにおいて、従来のコアとは異なる新たな「低電力コア(Low Power Core)」の存在が明らかとなった。

 現在、AMDは最新のRyzen AI 300/400シリーズにおいて、高性能コア(Zen 5)と高効率コア(Zen 5c)を混在させたヘテロジニアス構成のCPUを投入している。今回Badole氏が投稿した「x86/topology: Add support for Low Power cpu_type」というパッチの記述から、低電力コアは、バックグラウンドまたはアイドル状態のワークロード中に最小限の電力消費で動作するように設計されたものであることが、新たに判明した

 パッチ適用により、これまでユーザー空間から確認した際に不明として報告されていた低電力コアが正しく割り当てられるようになる。また、動作クロックの管理を行なう関数において、低電力コアは固定のパフォーマンス上限で制限されるのではなく、高効率コアと同様にスケーリング処理されるようになっている。なお、このパッチでは具体的にどのアーキテクチャや製品に搭載されるものなのかについて言及されていない。

 現在、競合となるIntelのPanther LakeやArrow Lake-Hシリーズでは、高性能コア(Pコア)と高効率コア(Eコア)に加え、低電力な高効率コア(LPEコア)の3種によるヘテロジニアス構成となっているが、AMDもこれに追従すると思われる。