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Claude Code、承認ボタンを何度も押さなくていい「自動モード」がデフォルトに

 コマンド実行のたびに承認を押す必要がなくなり、さらには安全性も引き上がる。Anthropicは8月14日から、Claude Codeの新規セッションにおける権限モードのデフォルトを「auto mode」(自動モード)に変更すると発表した。Pro/Max/Teamプランのユーザーが対象となる。Claude APIなどは引き続きオプトイン式となるが、今後1カ月以内に同様の変更が行なわれる予定。

 Claude Codeでは、AIエージェントによるツール実行を制御する機能として権限モードが用意されている。自動モードはこのうちの1つで、コマンド実行時にユーザーへの承認を求めず、自律的にツールを使ってタスクを進めていくモードとなる。すべてのツール呼び出しは分類器を使ってチェックされ、危険な操作は検知/ブロックされる仕組みとなっており、生産性と安全性の両立を図っている。

 なお、今回の自動モードのデフォルト化にともない、分類器で消費されるトークンは無料となる。

1,053人のテスターを対象に実施したテストの結果。危険なコマンドを見抜けたテスターは13.6%に留まった

 安全面については、同社が1,053人のテスターを対象に実施したテストにおいて、開発途中に提示された危険なコマンドをテスターが見抜けた割合は13.6%に留まる一方、自動モードでは89%でこれを検知した。

 またセッションの長さによる影響もみられ、テスターの場合、危険なコマンドの検知率はセッション初期で約17%だったが、承認プロンプトを50回以上処理したあとでは約5%にまで低下した。これに対し、自動モードはセッションの長さに関わらず、一定の検知率を維持した。

プロンプトインジェクションのテスト結果(Webブラウザとツールの使用)

 加えて、第三者機関によるプロンプトインジェクションのテストでは、自動モードのClaude Fable 5、Opus 5、Sonnet 5が計720件の攻撃をすべてブロックすることに成功。競合であるOpenAIのCodex(GPT-5.6 Sol)では、自動レビューモードでも攻撃成功率が5.83%だったとしている。

 同社では、自動モードの活用により、大規模で何時間もかかるようなタスクもAIエージェントが自律的に実行し続けられるようになることで、ユーザーの負担軽減や生産性向上を実現できるとしている。