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Tenstorrent、性能140%の新型CPU「TT-Ascalon S」発表。エージェントAI向け

 Tenstorrentは6月30日、エージェント型AI向けRISC-V CPU「TT-Ascalon S」を発表した。

 TT-Ascalon Sは、エージェント型AIワークロードに向けた高演算密度RISC-V CPU。コンパクトで電力効率に優れ、エージェント型AIで求められるオーケストレーションやI/O、レイテンシに対応する設計となっている。

 同社の「TT-Ascalon X」をベースとして、実装面積を約50%に高密度化することで、1平方mmあたり約140%の性能を実現した。エージェント型AI以外にも、高効率サーバーやネットワーク、ストレージSoC、データセンターのエッジ用途などで活用できるとしている。RISC-V IPとしてカスタムシリコン設計に応用することもできる。

 あわせて、ai&のソブリンAI向けヘテロジニアス推論プラットフォームに、Tenstorrent Galaxyおよびスーパークラスターを通じて参画することも発表。スタンドアロン運用だけでなく、既存のGPU環境に追加導入も可能な汎用システムで、増設するごとにほぼ線形に処理容量を拡張できるのも特徴とする。Tenstorrent Galaxy Blackholeスーパークラスターの場合では、Kimi K2.6でユーザーあたり900トークン/s、DeepSeek-R1-0528 671Bでユーザーあたり400トークン/s以上の性能を発揮できるとする。