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REDMAGIC 11 Proのスコア、不正最適化で3DMarkランキングから排除

 UL Solutionsは4月9日(米国時間)、3DMarkのランキングから、REDMAGIC製のゲーミングスマートフォン「REDMAGIC 11 Pro」および「REDMAGIC 11 Pro+」を除外したと発表した。理由は規定非準拠のため。

 これは3月にYouTuberのSaityo氏が検証/指摘していた問題。REDMAGIC 11 Pro/Pro+において、Google Playで入手可能な一般公開版の3DMarkと、一般非公開版から名称のみを変更した3DMarkのスコアを比較すると、一般公開版のほうが最大24%もスコアが高かったという。

 さらなる分析によると、REDMAGIC 11 Pro/Pro+では、単に3DMarkアプリの名前を認識して、一般より高性能な「Diablo」モードでベンチマークを実行していたことが分かった。しかも、3DMark実行中にこのモードを無効にすることができなかった。このような検出および最適化は、実際のゲームの動作を反映したスコアではないため、UL Solutionsでは製造業者向けの規則で禁止している。

REDMAGIC 11 Proの3DMark一般公開版/非公開版スコアの比較

 ユーザーが有効化できるオプションのパフォーマンスモードは、デフォルトで「無効」になっていれば規定で認められている。REDMAGIC 11 Pro/Pro+においては、デフォルトで「有効」になっていて、無効化できない点が規定違反となった。

 また、Diabloモードでは発熱が大幅に増加するため、REDMAGICは長時間使用しないよう推奨している。実際、テスト中に表面温度が50℃を超えたことが確認され、これらの観察結果からも、3DMarkのストレステストを実施すべきではないとしている。

 なお、同様の事案は2018年にOPPOでも発生している。この際、OPPOはベンチマークのパッケージ名検出のキャンセル、およびユーザーが有効化できるパフォーマンスモードの実装を発表し、UL Solutionsの了承を得た。REDMAGICは今後どのような行動に出るのか注目される。