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ACEMAGIC、Core Ultraシリーズ3やRyzen AI Max搭載ミニPCを続々投入!

 RX Japan(GK)は、4月8日から10日にかけてITイベント「Japan IT Week 春展」を開催している。入場は無料だが事前登録が必要となる。会場は東京国際展示場西1~4ホールで、展示会のほか、セミナーや業界関係者たちの交流会、トークセッションなどが行なわれている。

 本稿では、ユニークな形状のミニPCや、低価格ノートPCなどを国内で展開しているACEMAGICのブースについて写真を中心にレポートする。

ACEMAGICのブース

 ACEMAGICやNIPOGIなどのブランドでミニPCやノートPCなどを日本でも広く展開する、中国のCYX INDUSTRIALは、ACEMAGICブランドを前面に押し出す形でブースを展開。同ブランドのミニPCやノートPCなどを数多く展示し、豊富なラインアップを示した。

 同社の展開するハイエンドミニPC「TANK 03」シリーズの最新モデルとなる「M1K pro」または「M1A pro」は、CPUにはRyzen AI 9 465、またはCore i5-13420H、Core i7-13620Hのいずれかを搭載可能で、GPUにはRadeon RX 9060 XT、またはGeForce RTX 4060/4070/5060のいずれかが搭載できる。メモリ容量は最大64GB、ストレージは最大4TBの M.2 2280 NVMe SSDが搭載できる。

 TANK 03シリーズは2024年頃から展開しているモデルだが、搭載可能なCPUやGPUの幅が広がっており、特にRadeon RX 9060 XTやGeForce RTX 50シリーズが新たに搭載できるようになっている点は興味深いところ。

 また、ローカルのAI処理などにも活用できるパフォーマンスを備える最新の「M1K plus」は、CPUにRyzen AI Max+ 395を搭載し、メモリはLPDDR5で容量は128GB。GPUはVRAM容量を最大96GBまで設定できる、Ryzen AI Max+ 395内蔵のRadeon 8060Sを搭載しており、AI処理に特化した1台となっている。

ハイエンドミニPC「TANK 03」シリーズの筐体。冷却性能が高く、デスクトップPC用のGPUチップが搭載できるのが特徴
「TANK 03」筐体を採用した「M1K plus」はメモリ128GB、VRAM96GBのGPU搭載など、AI処理に特化したモデル

 また、上部に大型の電源スイッチを備えるユニークな形状の「S3A」も注目の1台だ。ツールレスで簡単に側面が開く作りとなっており、メモリやストレージの増設が簡単に行なえるミニPCとなっている。CPUとしてはCore Ultra 300Hシリーズ、Core Ultra 7 255H、Core Ultra 5 226Vなどが搭載できる。

Intel CPUなどを内蔵する「S3A」は上部の電源スイッチなどユニークな形状が魅力のミニPCで、正に同社の本領が発揮されたような製品だ
側面の蓋がツールレスで簡単に開けられるのが特徴の1つとなっている

 そして、CES 2026でも展示されていた、レトロゲーム機調の筐体を採用したミニPC、2台についても今回展示されていた。担当者の話では残念ながら国内での販売については予定がないとしているが、要望が多ければ実現するかもしれない。

数あるミニPCの中でも異彩を放つユニークなビジュアルのミニPC筐体は、CDが入れられそうなビジュアルだが、丸い部分が開くなどのギミックはないようだ
こちらは日本だと馴染みのないデザインだが、ACEMAGICのロゴの下にある「1985 Reimagined」のロゴが意味深だ。ベースとなる「G3B」の説明によると、Core Ultra X9 388H、Core Ultra 7 255H、Core Ultra 5 226VなどのCPUが搭載できる

シンプルなノートPCも

 シンプルなビジュアルのノートPC「S16」についても2台展示。現在の同社直販サイトのラインアップには見当たらないが、いずれもテンキーを採用するフルサイズのキーボードを搭載したノートPCとなっており、これらについても近々販売を検討しているようだ。

 CPUにはRyzen 7 7735U、Ryzen 5 7540U、Ryzen 7 6800H、Ryzen 7 8745HSなどが搭載可能で、メモリは最大64GBまで、ストレージは最大4TBまでのM.2 2280 NVMe SSDが搭載できる。インターフェイスはUSB 3.2 Gen 1 3基、microSDカードスロット、USB Type-Cなど。

シンプルなビジュアルのノートPC「S16」。テンキー付きのフルキーボード搭載、ディスプレイ部も薄く、国内で展開したら人気が出そうなビジュアルだが、現在の直販サイトで見る限り、まだ販売していないようだ
こちらのアイボリー調のカラーリングはほかではあまり見かけないが、意外とナイスな色合いで、個人的にはかなり好き

 また、ビジネス向けにのみ展開する、ほかのミニPCと比べて大型の筐体を採用したミニPC「MX1A」についても展示されており、コンシューマ向けとは異なる同社のユニークなラインアップが確認できた。

 ブースにはそのほかのミニPCがズラッと並んで展示されており、バリエーション豊富なACEMAGICのミニPCが堪能できる。組み込み系のビジネスをやっている人や、ミニPCに興味がある人は、ACEMAGICブースを訪れてみてはいかがだろうか。

 なお、近くまで来ればブース自体の看板は「ACEMAGIC」なので分かりやすいが、会場マップなどでチェックする際には、CYX INDUSTRIALの名前で探す方がいいだろう。

今回の会場では1台のみ展示されていた黒基調の大型ケースのミニPC「MX1A」。大型ケースといっても実際の高さは298mmなので、PCケースとしてはMini-ITXやMicroATXサイズだ。ビジネス向けにのみ展開するモデルとなっており、個人向けの販売は行なっていないようだ
カラーリングや厚み、形状、スペックもさまざまなミニPCが並べられている
N95/N97/N100/N150や、低スペックのRyzenを搭載するタイプのミニPCはコンパクトなサイズにまとめられている印象だ
Core UltraやRyzen AIなどの高性能CPUが搭載できるハイエンドミニPC「N3A Pro」はブース前面に単独で展示しており、気合いが入っているのが伝わってくる