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Apple Silicon MacでGeForce/RadeonでのAI処理が可能に

 tiny corpは4月1日、Apple Silicon Macで外付けGPU(eGPU)が利用できるようになるドライバ「TinyGPU」がAppleに承認されたと発表した。

 TinyGPUは、Apple Siliconを搭載したMacがeGPUを認識できるようにするためのドライバ開発プロジェクト。Mac上でeGPUをAIアクセラレータとして使う目的で開発されたもので、通常のグラフィックス処理(画面出力)を行なうことはできない。

 今回、AppleがTinyGPUを承認したことで、MacのSIP回避などを行なうことなく、OSでドライバの承認操作をするだけで利用できるようになった。Appleが外付けGPUをApple Silicon Macに接続させる試みに許可を出すことはめずらしい。tiny corpの報告では、eGPUを経由してQwen 2.5 27BなどのAIモデルを動作させることに成功しているという。

 TinyGPUの利用にはUSB4ポートもしくはThunderbolt 3/4をサポートするmacOS 12.1以降の環境が必要。専用フレームワーク「tinygrad」の導入も必須となる。対応GPUはRDNA3以降のAMD製GPUまたはAmpere以降のNVIDIA製GPU。AMD用コンパイラはネイティブで動作可能。NVIDIA用コンパイラ(NVCC)の実行にはDocker Desktop環境が必要となる。