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MSI、シリーズ一新の2026年ゲーミングノート。最大300W駆動モデルも

Titan 18 HX

 MSIは3月19日、都内にて関係者向けの新製品発表会を開催。2026年モデルのゲーミングノートPCラインナップを公開した。

 発表したモデルは、いずれもCES 2026や過去のリリースなどで投入を予告していた製品。従来複雑化していたゲーミングノートPCシリーズを見直し、フラッグシプの「Titan」と「Raider」、薄型ハイエンドの「Stealth」、ハイスペックの「Crosshair」、メインストリームの「Cyborg」という4グレード5シリーズに再編して展開する。最新のCore Ultra 200HX PlusやCore Ultraシリーズ3、Ryzen 8000シリーズなどを搭載予定だ。加えてビジネス向けに「Prestige」と「Modern」を投入する。

18型フラグシップ: Titan

 「Titan 18 HX」は、2025年モデルの筐体をベースにCPUを刷新した18型のモデル。CPUにCore Ultra 200HX Plus、GPUにGeForce RTX 5090/5080を搭載し、合計最大270Wで駆動する。

 Titanは英語キーボードが搭載される見込み。これ以外のモデルはすべて日本語キーボードを搭載予定だという。

RGBライティング可能なタッチパッド

16型フラグシップ: Raider

Raider 16 Max HX

 16型の最上位モデルとなる「Raider 16 Max HX」は、CPUにCore Ultra 200HX Plus、GPUにGeForce RTX 5090/5080を搭載する。MSI独自の冷却技術「COOLER BOOST TRINITY Intra Flow」を搭載しており、3連ファンの冷却により、CPUが最大125W、GPUが最大175Wの合計最大300Wというハイパワーで駆動する。

 背面にはメモリとSSDにアクセス可能な取り外し式パネルを備え、整備性が向上している。兄弟機として、性能をリファインした「Raider 16 HX」や、Ryzen 8000シリーズを搭載した「Raider A16 HX」もラインナップする。

メモリ/SSDにアクセスしやすい背面パネル。本来は中央にファンが1基設置されている

一般ゲーマー向け: Crosshair

Crosshair 16 Max HX

 より幅広いゲーマーに向けた製品である「Crosshair 16 Max HX」は、CPUにCore Ultra 200HX Plusと、GPUに115W動作のGeForce RTX 5070を搭載する。16型165HzのOLEDディスプレイや、2基のファンと5本のヒートパイプを搭載しつつ、重量は約2.2kgに抑えた。

 ボリュームゾーン向けには、第14世代Core HXシリーズとGeForce RTX 5060を搭載する「Crosshair 16 HX」、およびRyzen 8000シリーズを搭載する「Crosshair A16」を展開する。

Crosshair 16 HX
Crosshair A16
キーボード右側に備えられた、幅の細いテンキー

クリエイター向けモバイル機: Stealth

Stealth 16 AI+

 薄型モデルの「Stealth 16 AI+」は、従来の筐体デザインを大幅に変更し、クリエイターやデザイナーが持ち運んで使いやすいシャープな外観を採用したという。

 CPUにはCore Ultraシリーズ3、GPUはGeForce RTX 5080/5070 Ti/5070/5060のいずれかを搭載する。最薄部で16.65mmという薄型設計を実現するため、キーボード面と底面にも排気口を設けた新しい冷却システムを採用した。

キーボード奥側に備えられた排気用のスリット

 ディスプレイには、クリエイター向け広色域をうたう240Hz対応WQXGA(2,560×1,400ドット)OLEDディスプレイを搭載する。

主力製品: Cyborg

Cyborg 15 Max

 メインストリームに当たる「Cyborg」シリーズでは、従来の半透明素材や派手なRGBライティングといったコンセプトを廃止し、仕事や学校でも使いやすいシンプルなデザインに一新した。

 上位/下位それぞれIntelプロセッサ搭載モデルとAMDプロセッサ搭載モデルを用意し、上位モデルではGeForce RTX 5070、下位モデルではGeForce RTX 5060を搭載する。

 上位の「Cyborg 15 Max/A15 Max」はシリーズ初となるデュアルファンを搭載。インターフェイス類を背面に集約し、より取り回しを向上させている。

ビジネス向け: Prestige、Modern

Prestige 16 AI+
Prestige 14 AI+

 ビジネスノートPCとしては、Core Ultraシリーズ3を搭載する「Prestige 16/14 AI+」を展開する。インターフェイスを見直し、USB Type-CとType-Aを2基ずつ搭載するほか、有線LANポートも備える。冷却のためにベイパーチャンバーを採用している。

 姉妹機の「Prestige 16/14 Flip AI+」は、ディスプレイ部分が360度回転するフリップタイプ。本体裏側のゴム脚部分に収納可能なタッチペン「MSI Nano Pen」が付属する。

Prestige 16 Flip AI+
Prestige 14 Flip AI+
MSI Nano Pen
ゴム脚と高さが合うよう作られた収納スペースにすっぽりと収まる

 軽量ビジネスノートとして、「Modern 16S/14S AI+」が投入される。厚さはいずれも17.9mm、重量はそれぞれ約1.7kg/約1.5kg。CPUにはCore Ultraシリーズ3を採用する。ビジネスシーンでのイメージを考慮し、天面のロゴはこれまでのMSIのものとは異なるスタイリッシュなデザインが取り入れられた。

Modern 16S AI+

 また、CPUをCoreシリーズ3に変更した下位モデル「Modern 16S/14S」も投入予定だ。

ゲーミング感の薄いスタイリッシュなロゴが刻印された天板

ハンドヘルドゲーミング機に新色

Claw 8 AI+

 Core Ultraシリーズ2を搭載するハンドヘルドゲーミングPC「Claw 8 AI+」には、新色のグレイシャーブルーを追加する。