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Apple「WWDC25」の発表内容まとめ。デザイン大幅刷新で機能強化も多数
2025年6月10日 17:48
Appleは、年次の開発者向け大型イベント「WWDC25」を開催中。10日には基調講演が行なわれ、今後投入予定の次期OSや主要な新機能などが発表された。本稿では、弊誌で取り上げた内容をまとめてご紹介する。
次期OSの共通の変更点として、バージョン表記とデザインの大幅刷新が挙げられる。前者は西暦基準となり、後者はiOS 7以来の大きな変更となった。
機能面では、迷惑電話などの対応に便利な通話スクリーニング機能がiPhone向けに登場。iPadOSはアプリのウィンドウ表示やメニューバー、バックグラウンドタスクなど、macOS譲りのマルチタスク機能が導入される。ライブ翻訳機能をはじめとしたApple IntelligenceによるAI機能も加わる。
またmacOSでは、Mac上を横断的に検索できる「Spotlight」機能が大幅強化。メール作成などのアクションも素早く簡単に行なえるようになる。そのほか、次期バージョンのコードネームが「Tahoe」となり、Intel MacのサポートがTahoeをもって打ち切られることも発表された。