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Surface Pro 4発売記念のユーザー向けキックオフイベントが開催
~Photoshopでのイラスト作成やDAWソフトでの作曲デモも展示
(2015/11/13 17:52)
日本マイクロソフトは12日、恵比寿LIVING ROOMにて、12.3型2-in-1「Surface Pro 4」の発売開始を記念し、「Surface Ambassador」の一般ユーザーを対象としたキックオフイベントを開催した。
同イベントでは、Surface Pro 4のタッチ&トライコーナー、ゲストとして登場したイラストレーターのjbstyle氏、チームラボ株式会社取締役の堺大輔氏、ミューラル(壁画)アーティストのフランキースィーヒさんらによるトークセッションなどが行なわれた。
トークセッションでは、堺大輔氏はアトラクションアートでのSurfaceの利用風景を、フランキースィーヒさんはSurface Pro 4を活用したミューラルアートの制作風景を公開した。
両氏のSurface Pro 4活用風景の紹介の間、jbstyle氏によるライブペインティングが行なわれていたが、なんと10分ほどで作品が完成。その完成度の高さと早さに、会場からはどよめきが起こっていた。
次いで登壇した日本マイクロソフト エバンジェリストの高橋忍氏は、Surface Pro 4では、Surface Pro 3の9.1mm厚から8.4mm厚へさらに薄型化、重量も800gから766gへ軽量化し、201×292mm(幅×奥行き)の筐体寸法はそのままに、画面サイズを11.8型から12.3型へ大型化しており、画面解像度も2,160×1,440ドット(216ppi)から2,736×1,824ドット(267ppi)へ高解像度となっている点をアピールした。
アクセサリについては、Pro 3用ではスタンド型だったSurfaceドックも、持ち運びが可能なHub型に変更されたほか、新アクセサリの「Wireless Display Adapter」を自宅や会社のディスプレイに繋げておけば、即座に画面を拡張することができると述べた。
またタイプカバーは、キーボード部分がアイソレーションデザインとなったことでミスタイプの軽減に繋がったとするほか、キーストロークも深くなって打ち心地を改善。トラックパッドも大型化し、操作感を向上させたという。
ペンについては、Surface Pro 3付属ペンの256段階を上回る1,024段階の筆圧検知に対応したほか、テールスイッチを消しゴムとして利用可能になった。また固さの異なる4つペン先が付属するため、用途や好みに応じて交換可能となった。そのほか、クリックでのOneNote起動や長押しでのCortana起動などをサポートする。
Windows 10については、Windows Helloによる顔認証でのログインや、13日に日本でも提供開始となったCortanaのデモを披露した。
会場のSurface Pro 4のタッチ&トライコーナーでは、Adobe Creative Cloud製品を利用したデザイン作成のデモや、音楽制作ソフト(DAW)の「Bitwig Studio」による作曲デモなどが設置。Bitwig Studioは日本でも放映中のTVCMにも登場しているDAWソフトウェアで、Surface専用インターフェイスのデモを行なっていた。