イベントレポート
MSI、新型ポータブルゲーミングPCや600Hz液晶などを展示
2025年1月11日 06:21
ポータブルゲーミングPC
Clawシリーズでは、7型の「Claw 7 AI+」と、8型の「Claw 8 AI+」を展示。どちらもCore Ultra 7 258Vや32GBメモリ、1,920×1,200ドット/120Hz対応ディスプレイなどを搭載したポータブルゲーミングPCとなっている。
GeForce RTX 50シリーズビデオカード
ビデオカードは、GeForce RTX 50シリーズ搭載モデルを多数展示。GeForce RTX 5070から5090まで、かなりの数が並べられていたので、まとめてご紹介する。
PC本体
ゲーミングノートPCも最新のCore Ultra(シリーズ2)やRyzen 9000HX、GeForce RTX 50シリーズLaptop GPUなどを搭載する新製品が並べられていた。
「Titan 18 HX AI」は、Core Ultra 9 285HXとGeForce RTX 5090 Laptop GPUを搭載した18型ゲーミングノート。18型3,840×2,400ドット/120Hz対応IPSディスプレイやThunderbolt 5ポートなども備える。
「Raider A18 HX」は、Ryzen 9 9955HX3DとGeForce RTX 5090 Laptop GPUを搭載した18型ゲーミングノート。DisplayHDR 1000認証取得の18型3,840×2,400ドット/120Hz対応ミニLEDディスプレイを備える。
また、ちょっと変わった機能を持つ一体型PC「Modern AM 273QP AI 1UM」も設置されていた。本体右側に引き出せるQi2対応充電器を内蔵しており、iPhoneなどをくっつけて充電可能。さらにその下には、ホットスワップ対応のSSDスロットを装備。専用のSSDケースにM.2 SSDが入っていて、本体に差し込むとUSB 3.2 Gen 2 Type-C経由で接続される仕組みとなっている。
CPUはCore Ultra 7 155H、ディスプレイは27型WQHD IPSパネルを備えている。
モニター
モニター製品のうち、ゲーミング向けではQD-OLED(量子ドット有機EL)パネル採用モデルが多くあり、DisplayPort 2.1a/UHBR20対応で31.5型4K(3,840×2,160ドット)/240Hzの「MPG 322URX QD-OLED」、同じくDisplayPort 2.1a/UHBR20対応で26.5型WQHD(2,560×1,440ドット)/500Hzの「MPG 272QR-QD-OLED X50」、26.5型4K/240Hzの「MPG 272URX QD-OLED」などが並べられていた。
QD-OLED以外でも、4K/160HzとフルHD/320Hzの2モードを切り替えられるミニLED採用「MPG 274URDFW E16M」、同社初となる600Hz対応24型フルHD(1,920×1,080ドット)「MPG 242R X60N」なども展示されていた。
また、こちらは現時点で製品化の予定がないプロトタイプとなるが、23.8型フルHDの大型ポータブルモニター「PRO MP242E E10」も展示されていた。23.8型と大型ながら、USB Type-C接続によるバスパワー駆動が可能で、ケーブル1本での映像表示が可能だという。リフレッシュレートは100Hz、フルサイズのHDMIポートも備える。