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Ryzen AI 9と有機EL搭載の7型ポータブルゲーミングPC「OneXFly F1 Pro」
2024年12月20日 13:39
テックワンは、Ryzen 7 8840UまたはRyzen AI 9シリーズを搭載するOne-Netbook Technology製7型ポータブルゲーミングPC「OneXFly F1 Pro」を2025年1月10日に発売する。価格は14万8,000円から。
OneXFly F1 Proは、最上位でRyzen AI 9 HX 370や64GBメモリなど搭載する7型ポータブルゲーミングPC。CPU内蔵GPUとして最大でRadeon 890Mを備えるほか、メモリは最大16GBまでVRAMとして割り当てることが可能で、AAAタイトルも安定して動作させられるとする。
ディスプレイにはフルHD(1,920×1,080ドット)解像度の有機ELパネルを採用。リフレッシュレートは144Hzに対応し、鮮やかで滑らかな映像表示が行なえる。
バッテリは48.5Whを内蔵。新機能として、バッテリを介さず本体に給電するバイパス充電に対応し、常に給電しながら使う場合のバッテリ劣化を抑えられる。加えて、最大充電容量を設定できるいたわり充電機能も備える。
そのほか、約590gの軽量設計やHARMAN AudioEFXのエキスパートによるチューニングを施したスピーカーシステム、専用ユーティリティのOneXConsoleも特徴としている。
計4モデルを用意。各モデルの主な構成と価格は以下の通り。
- Ryzen 7 8840U/32GBメモリ/1TB SSD搭載モデル : 14万4,800円
- Ryzen AI 9 365/32GBメモリ/1TB SSD搭載モデル : 18万8,000円
- Ryzen AI 9 HX 370/32GBメモリ/2TB SSD搭載モデル : 21万8,000円
- Ryzen AI 9 HX 370/64GBメモリ/4TB SSD搭載モデル : 26万8,000円
そのほか共通の仕様として、1,920×1,080ドット/144Hz/10点マルチタッチ対応7型有機EL、PCIe 4.0対応NVMe SSD、Windows 11 Homeを搭載。
インターフェイスはともに、USB4、USB 3.2 Gen 1、Wi-Fi 6E、Bluetooth 5.2、microSDカードスロット、音声入出力などを装備。ジョイスティックやL1/R1ボタン、トリガーボタンのほか、3軸ジャイロスコープセンサーや3軸加速度センサー、非対称デュアルリニアモーターなども備える。
本体サイズは約263.6×98.2×22.6mm、重量は約599g。なお、中国ではエヴァンゲリオンとコラボしたモデルも発表されたが、日本での展開も検討中とのことだ。
Radeon RX 7800M搭載の外付けGPUボックスも
あわせて、Radeon RX 7800Mを搭載した外付けGPUボックス「ONEXGPU2」も1月10日に発売する。価格は14万9,800円。
ポータブルゲーミングPCなどに接続することで、グラフィックス処理性能を高められる製品。Ryzen 7 8840U搭載ポータブルゲーミングPCの場合、本機を接続することで性能が約3倍になるとしている。
インターフェイスには、OCuLink、USB4、USB 3.2 Gen 2 2基、Gigabit Ethernet、HDMI 2.1、DisplayPort 2.0 2基、microSDカードスロットなどを装備。PCIe 3.0対応のM.2 2280スロットも備えており、最大4TBの増設ストレージとしても利用できる。
本体サイズは約229.5×175×43mm、重量は約1,590g。