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クラムシェルだがキーボード着脱式のポータブルゲーミングPC

 One-Netbookは、クラムシェルで着脱式のキーボードを採用し、キーボードを外せばコントローラなどが現れるポータブルゲーミングPC「ONEXPLAYER G1」を、クラウドファンディングサイトIndiegogoで出資を募り始めた。製品を入手するのに必要な最小出資額は14万2,104円から。日本では天空グループのテックワンから一般販売が予定されている。

 2,560×1,600ドット表示対応の8.8型液晶ディスプレイを搭載した、クラムシェル型のポータブルゲーミングPC。特徴的なのはキーボードで、液晶と筐体に挟み込まれる形の物理キーボード/タッチパッドを搭載。このキーボードを外せば下からコントローラとタッチ式のキーボード(タッチパッドとしても利用可能)が現れ、ビジネス用途とゲーム用途の両立を図っている。

 キーボードは磁力で有線接続できるが、外した際にはBluetooth無線でも利用できるため、スタイルに合わせて操作可能。RGB LEDバックライトも備わっている。

 ゲームコントローラ部は、ホール効果を採用したジョイスティックやトリガー、マイクロスイッチのショルダーボタンなどを備える。また、PCI Express 4.0対応のSSD、最大300MB/s転送に対応したmicroSDカードスロット、OCuLinkの対応などが特徴。

 このほか、6,000rpmで最大2.8CFMを実現するデュアルファン、21,500平方mmのヒートシンク、純銅製デュアルヒートパイプ、指紋センサーなどを備える。

 CPUはRyzen 7 8840U、Core Ultra 7 255H、Ryzen AI HX 370の3種類から選べる。メモリはLPDDR5Xで、容量は32GBまたは64GB、SSDは1TB/2TB/4TBから選択できる。なお、Ryzen AI HX 370/64GB/4TBの最上位構成を入手するのに必要な出資額は24万3,267円。