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ASUS製SIMフリースマホの国内ラインナップ拡充へ

 台湾ASUS会長のジョニー・シー氏は、13日に行なわれた「TransBook Chi」シリーズを始めとする製品発表会の場において、日本市場で、2-in-1、タブレット、マザーボード、ビデオカード、そしてSIMロックフリースマートフォンの5つのジャンルにおいて、シェア1位を目指すという大胆な宣言を行なった。

 同社はかねてより、マザーボードやビデオカードなどの自作パーツでは定評があり、近年はノートPC、タブレットにおいても存在感を増しており、シェアを着実に伸ばしている。

 そういった中、同社は2014年10月に国内向けに同社として初めてSIMロックフリースマートフォンである「ZenFone 5」を投入した。安価でありながら性能が十分高いことに加え、ニフティ、U-NEXT、ハイホー、楽天(フュージョン)といったMVNO各社が取り扱いを始めたことで、好調な売れ行きを見せている。

 とは言え、端末メーカー各社が攻勢をかける中、ラインナップが1機種ではシェア1位は到底不可能。今後、ラインナップの拡充は必至と見ていいだろう。

 同社はCESでは、IAプラットフォームの「ZenFone 2」、3倍光学ズームレンズ搭載の「ZenFone Zoom ZX550」を発表した。

ジョニー・シー会長

(若杉 紀彦)