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東芝とSanDisk、3D NAND生産のため四日市工場第2製造棟を建て替え

第2製造棟の完成イメージ
5月14日 発表

 株式会社東芝と米SanDiskは14日、3D NAND生産のための拡張を目的に、三重県の四日市工場の第2製造棟を建て替えることを発表した。5月より解体・撤去を開始し、9月に起工、2015年夏に竣工の予定。

 現在の第2製造棟は1996年に稼働を開始。建て替え後の第2製造棟は、3次元構造のNANDフラッシュ専用行程を行なう補助棟として活用予定。既存棟と連携し生産していく。

 東芝が旧建屋の解体・撤去および新建屋建築を担当。製造設備は東芝とSanDiskが共同で導入する。LED照明の全面展開や最新の省エネ製造設備、工場廃熱の有効利用などで、二酸化炭素排出量を2011年に完成した第5製造棟に比べて約15%削減するという。

 なお、新第2製造棟における具体的な生産開始時期や生産能力、生産計画は市場動向を踏まえて決めていくとしている。

(多和田 新也)