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ASUS、R.O.Gマザー/水冷搭載のハイエンドゲーミングデスクトップ

~コンパクトなリビングルーム向けデスクトップも

「R.O.G TYTAN G50AB」
9月27日 発売

価格:オープンプライス

 ASUSは、ハイエンドゲーミングデスクトップ「R.O.G TYTAN」シリーズ2モデルを9月27日より、リビングルーム向け小型デスクトップ「VivoPC」シリーズ6モデルを10月下旬以降より発売する。価格はいずれもオープンプライス。

R.O.G TYTAN

 R.O.G TYTANシリーズは、正面からの造形が、台形で、平面を多用したデザインが特徴のゲーミングデスクトップ。筐体左上にオーバークロックボタンを備え、押すと3段階に周波数を変更可能で、上位モデルは通常3.5GHzが、最大4.1/4.3/4.5GHzにまで、下位モデルは最大4.1GHzまで上がる。オーバークロック時は筐体のLEDが青から赤に変化する。また、両モデルともCPUに水冷を採用する。加えて、上位モデルは、同社デスクトップで初めて、R.O.Gブランドのマザーボードを採用する。

 上位モデル「TYTAN G50AB」の主な仕様は、Core i7-4770K(3.5GHz)、メモリ16GB、SSD 256GB(128GB×2/RAID 0)、HDD 2TB、BDドライブ、GeForce GTX 780、Windows 8(64bit)を搭載し、店頭予想価格は329,800円前後。下位モデルの「TYTAN G30AB」は、SSDを省略し、GPUをGeForce GTX 760に変更し、店頭予想価格は199,800円前後。

 インターフェイスは、USB 3.0×6、USB 2.0×2、SDカードスロット、DisplayPort、HDMI出力、DVI-D、DVI-I、PS/2、音声入出力を装備。

 本体サイズと重量は、上位モデルが270×600×500mm(幅×奥行き×高さ)/約20kg、下位モデルが216×543.7×480.8mm(同)/約14.3kg。

TYTAN G50AB内部
CPUは水冷
マザーボードはR.O.GシリーズのMAXIMUS VI HERO
筐体左上のボタン一発でオーバークロックできる
付属のキーボード
マウスもR.O.Gシリーズ
「TYTAN G30AB」
付属のキーボード
付属のマウス

VivoPC

 VivoPCはリビングルームなどでの利用を想定したコンパクトなデスクトップPC。上位モデルはCore i5/i3搭載でブラック、下位モデルはCeleron搭載でシルバーとなっているが、下位モデルの筐体のみ、ステレオスピーカーを内蔵し、天板を簡単に開けてHDDを換装可能という特徴もある。また、上位/下位とも、独自の「ASUS Wi-Fi GO」機能により、スマートフォンやタブレットで操作したり、保存したコンテンツをDLNA対応TVなどに送信できる。

 最上位モデルの「VC60-B007K」は、Core i5-3210M(2.5GHz、ビデオ機能内蔵)、メモリ16GB、HDD 1TB、Windows 8(64bit)を搭載し、店頭予想価格は99,800円前後。また、このモデルには、先端部分にタッチセンサーを内蔵し、ソファなどからもタッチで操作できる「VivoMouse」が付属する。

 最下位モデルの「VM40B-S006K」は、Celeron 1007U(1.5GHz、ビデオ機能内蔵)、メモリ4GB、HDD 500GB、Windows 8(64bit)を搭載し、店頭予想価格は49,900円前後。

 完成品のほか、下位モデルからOS、メモリ、HDD、キーボード、マウスを省略したベアボーンも発売。店頭予想価格は3万円を切る見込み。

 インターフェイスは、IEEE 802.11ac/a/b/g/n無線LAN、Bluetooth 4.0、HDMI出力、Mini DisplayPort(上位モデル)、ミニD-Sub15ピン(下位モデル)、SDカードスロット、USB 3.0×4(上位モデル)/2(下位モデル)、USB 2.0×2(上位モデル)/4(下位モデル)、音声入出力などを装備。

 本体サイズは190×190×56.2mm(幅×奥行き×高さ)、重量は約1.2kg。

VivoPC上位モデルは黒筐体
シルバーは下位モデルだが、簡単に天板を開けられる
HDDを取り外し、ネジを外すと、メモリスロットにもアクセスできる
付属のキーボード
一部のモデルに付属のVivoMouse
VivoMouseのユーティリティで大きいサムネールでアプリを切り替えたり、簡単に終了できる

(若杉 紀彦)