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HP、机からはみ出した位置で利用できる液晶一体型PC
(2013/9/6 15:26)
米Hewlett-Packard(HP)は5日(現地時間)、液晶一体型PCの新モデル「HP ENVY Recline」シリーズを発表。一部モデルが6日に発売されている。ほぼ全ての人が、体に近く、低い位置にディスプレイを置いた方がタッチスクリーンの操作をやりやすいと感じているとのHPの調査結果から設計された製品。
液晶ディスプレイ部分を机の手前側に引き出せ、さらに半分ほどをテーブル面より下方へ下げることができるスタンドを採用する。この設計にあたっては、家具メーカーである米Herman Millerとの共同研究成果も反映されているという。
ラインナップは27型の「HP ENVY Recline 27」と、23型「HP ENVY Recline 23」。23型にはBeats Audioデザインでスピーカー4個を内蔵した「HP ENVY Recline 23 Beats SE」も用意される。
27型の「HP ENVY Recline 27」は、Core i5-4570T(2.9GHz)、GeForce GT 730A(1GB)、メモリ12GB、HDD 1TB、キャッシュ用SSD16GB、フルHD(1,920×1,080ドット)対応27型IPS液晶、Windows 8。価格は1,399ドルから。
インターフェイスはIEEE 802.11a/b/g/n/ac無線LAN、Bluetooth 4.0、NFC、Gigabit Ethernet、SDカードスロット、USB 3.0×2、USB 2.0×3、HDMI入力、720p対応Webカメラ、音声入出力など。USB接続のDVDスーパーマルチドライブが付属する。
本体サイズは約655.32×265.18×487.68mm(幅×奥行き×高さ)。重量は約14.6kg。
「HP ENVY Recline 23」の参考仕様は、Core i5-4570T、GeForce GT 730A(1GB)、メモリ8GB、HDD 1TB、フルHD(1,920×1,080ドット)対応23型IPS液晶、Windows 8。
インターフェイスはIEEE 802.11a/b/g/n無線LAN、Gigabit Ethernet、SDカードスロット、USB 3.0×2、USB 2.0×3、HDMI入力、720p対応Webカメラ、音声入出力など。USB接続のDVDスーパーマルチドライブが付属する。
本体サイズは559.31×265.18×453.9mm(幅×奥行き×高さ)。重量は約12.12kg。
標準モデルは9月6日に発売。価格はCore i7/8GBメモリモデルが1,349ドルから。9月後半には999ドルからの別仕様モデルを一部量販店などで発売する。
同じ23型のHP ENVY Recline 23 Beats SE」は、前述の通りスピーカーが4スピーカーとなるほか、Bluetooth 4.0を搭載。価格はCore i5/メモリ8GBモデルが1,249ドルからで、11月に発売。量販店では1,099ドルからのモデルが今冬より発売される。