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ソニー、96kHz/24bit録音可能なICレコーダなど
(2013/1/28 15:06)
ソニーは、96kHz/24bit録音に対応したICレコーダ「ICD-SX1000」を2月21日に発売する。価格はオープンプライスで、店頭予想価格は27,000円前後の見込み。本体色はブラックとレッドの2色。
96kHz/24bitのリニアPCM録音に対応した高音質なICレコーダ。集音対象によってズームマイクとステレオマイクが切り替えられる「3マイクシステム」、幅広いダイナミックレンジと高いS/N比を実現するという「Dual AD コンバーター」、録音環境に応じてマイク感度を自動的に設定する「おまかせボイス」、録音シーンに応じてマイクの周波数特性を最適化する「Microphone Frequency Optimizer」、リニアPCMとMP3のファイルを同時に作成する「デュアルレコーディング」機能などを備える。
再生の面でも、192kHz/24bitの音源を再生可能。音のひずみや劣化を抑え、ボリュームコントロール時のデータ消失の防止やジッターを除去する独自のフルデジタルアンプ「S-Master」、録音したノイズを低減する「強力ノイズカット」、10秒の早送りや3秒の早戻し、デジタルピッチコントロールで速度を調整しながら早送り/早戻しが可能な「書き起こし用再生」などの機能を備える。
主な仕様は、内蔵メモリ容量が16GB、録音形式がLPCM(WAV、96kHz/24bitまたは44.1kHz/16bit)/MP3(320/192/128/48kbps)、再生形式がLPCM/MP3/WMA/AAC、メモリスロットがメモリースティック マイクロ(M2)/microSDHC。PCとの接続インターフェイスはUSBで、コネクタを内蔵する。
電池はリチウムイオン。本体サイズは約39.6×110.8×14.6mm(幅×奥行き×高さ)、重量は約82g。
ICD-SX1000から96kHz/24bit録音・192kHz/24bit再生およびS-Masterを省き、メモリを8GBに抑えた下位モデル「ICD-SX734」も同時発売する。店頭予想価格は2万円前後の見込み。本体色はシルバー。