ソニーは、液晶一体型デスクトップPCの2010年秋冬モデルを発売する。価格はオープンプライス。
24型の「VAIO L」シリーズの店頭モデルは夏モデルを継続。VAIOオーナーメードモデルは、AdobeのCS5が選択可能になり、それに伴って型番も新しくなる。
夏モデルでフルモデルチェンジした21.5型の「VAIO J」シリーズは、今回はマイナーチェンジで10月30日より発売する。
秋冬モデルでは全モデルでUSB 3.0を2ポート追加し、CPUを変更。Office 2010は夏モデルのPersonalからHome and Businessに強化。また、お絵かきソフト「You Paint」に描いた絵をメールで送れる機能を追加した。そのほかは夏モデルとほぼ共通。
店頭モデル上位の「VPCJ129FJ」は、Core i5-460M(2.53GHz、ビデオ機能内蔵)、メモリ4GB、HDD 1TB、Intel HM55 Expressチップセット、Blu-ray Discドライブ、1,920×1,080ドット(フルHD)対応21.5型タッチパネル液晶、2番組同時AVC録画対応3波チューナ、OSにWindows 7 Home Premium(64bit)、Office Home and Business 2010を搭載し、店頭予想価格は200,000円前後の見込み。本体色はブラック、ホワイトの2色が用意される。
上記からタッチパネルを省いた「VPC128FJ」は190,000円前後の見込み。本体色はブラック、ホワイト、ピンクの3色。
中位モデル「VPCJ127FJ」は、Pentium P6100(2GHz、ビデオ機能内蔵)、メモリ4GB、HDD 500GB、DVDスーパーマルチドライブ、地デジチューナ(AVC非対応)×2などを搭載し、店頭予想価格は150,000円前後の見込み。本体色はブラック、ホワイト、ピンク。
「VPCJ126FJ」は、上記から地デジチューナを省いたエントリーモデル。店頭予想価格は140,000円前後の見込み。本体色はブラックのみ。
ブラック | ホワイト | ピンク |
インターフェイスはUSB 3.0×2、USB 2.0×4、IEEE 1394(4ピン)、Gigabit Ethernet、IEEE 802.11b/g/n無線LAN、SDXCカードスロット、メモリースティックデュオスロット、音声入出力などを装備。VPCJ129FJは31万画素Webカメラを備える。
本体サイズは525×185~310×366~398mm(幅×奥行き×高さ)、重量は約8.9kg~9.8kg。
VAIOオーナーメードモデルは、新しい本体色としてゴールド、マットゴールドが追加されたほか、Adobe CS5モデルも用意される。CPUは最新の5種類から選択できる。
ゴールド | マットゴールド |
(2010年 9月 28日)
[Reported by 山田 幸治]