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「マイナ免許証」読み取りアプリが配信開始

 道路交通法の改正によりマイナンバーカードと運転免許証/運転経歴証明書の一体化に関する規定が整備され、免許証と免許情報が記録されたマイナンバーカード、いわゆる「マイナ免許証」の運用が24日より開始するが、これに先立ち読み取りアプリが12日に公開された。

 アプリは、GoogleのPlayストア(Android用)、AppleのApp Store(iPhone/Mac用)、Microsoft Store(Windows用)からダウンロードでき、マイナ免許証に記録された免許情報や運転経歴情報が確認できる。

 モバイルについて、Android版の対応OSバージョンは12/13/14/15、iOS版の対応OSバージョンは15/16/17/18となっている。Androidの場合、拡張Lc/Le(拡張APDU)に対応していない一部機種では利用できず、PC版の利用を推奨している。

 一方PC版は、Windows 10 22H2(64bit、10月以降動作環境から削除予定)もしくはWindows 11 24H2、macOSは13/14/15に対応。対応カードリーダは以下の製品となっている。

  • ソニー「RC-S300/S1」
  • ソニー「RC-S300」
  • アイデンティブ「CLOUD2700R」
  • アイデンティブ「SCR3310v2.0」
  • アイデンティブ「uTrust4701F」
  • アイデンティブ「uTrus3700F」
  • 富士フイルムイメージングシステムズ「ICT-3192U-M」
  • 富士フイルムイメージングシステムズ「ICT-3192U-A」
  • HID GLOBAL Corporation「R50220318」
  • ナカバヤシ「CRW-ICMSD77BK」
  • ナカバヤシ「CRIC-01」
  • ナカバヤシ「CRIC-02」
  • ナカバヤシ「CRIC-03」

 なお、2025年9月までにマイナンバーカードの有効期限が切れる場合、マイナンバーカードの更新を行なってから一体化をしないと、新マイナンバーカード発行時に免許情報が記録されず、そのままではマイナ免許証として機能しないため注意されたい。