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「Galaxy S25」シリーズが2月に発売。より強力なAIを搭載した過去最薄の旗艦スマホ
2025年1月23日 03:00
Samsung Electronicsは、独自のGalaxy AIを搭載したフラグシップスマートフォン「Galaxy S25」および「Galaxy S25 Ultra」を発表した。日本では2月14日に発売し、1月31日から予約受け付けを開始する。
SIMフリーモデルの直販価格は、Galaxy S25が256GBモデルで12万9,000円、512GBモデルで14万7,000円。Galaxy S25 Ultraが256GBモデルで19万9,800円、512GBモデルで21万7,800円、1TBモデルで25万3,800円。
Galaxy S25シリーズでは、Android 15ベースOne UI 7による、次世代のGalaxy AIを搭載する。同AIでは、人のように言葉や画面を理解して提案/実行してくれるAIエージェントや、統合されたAIプラットフォーム、ユーザーにあった体験を提供するパーソナライズされたAIの3つを大きな特徴とする。
具体的なAI機能としては、ユーザーが今スマホ上で何をしているかを認識して最適なアクションを提案する「AIセレクト」や、Geminiによるアプリ間連携を可能にし、一度の指示で複数のアプリを使ったタスクを行なってくれる機能、ユーザーの普段の行動パターンや好みを把握して、天気やスケジュールなど、欲しい情報を用意してくれるオンデバイスのAI要約機能「Now Brief」などを備える。
ハードウェアに関しては、いずれもSoCにSnapdragon 8 Elite for Galaxyを搭載し、前世代比でCPU性能が37%、GPU性能が30%、NPU性能が40%向上した。約40%大型化したベイパーチャンバーや、熱効率を20%向上させる素材の採用により、冷却性能も向上している。
同シリーズはGalaxy Sシリーズ史上最も薄い筐体となっており、軽量化も実現している。一方で、前世代より改良されたチタンフレームを採用し、シリーズ史上最も耐久性のあるモデルであることも謳っている。
カメラは8K動画撮影に対応し、より少ないノイズでの夜間の動画撮影を可能とする。動画編集にもAI機能が使えるようになり、動画内の特定の音を除去できる新機能「オーディオ消しゴム」を備える。Log撮影やF値の調節に対応するほか、「生成AI編集」や「ポートレートスタジオ」はより自然な仕上がりになるよう強化された。
そのほか共通の仕様として、USB Type-C、Wi-Fi 7、Bluetooth 5.4、おサイフケータイ、IPX5/8、IP6Xの防水防塵、Qiワイヤレス充電、指紋および顔認証機能などを装備する
Galaxy S25
Galaxy S25の場合、SIMフリーモデルの主な仕様は、12GBメモリ、256GB/512GBストレージ、約6.2型2,340×1,080ドット表示対応ディスプレイ、One UI 7(Android 15ベース)など。
背面カメラは約1,200万画素の超広角、約5,000万画素の広角、約1,000万画素の望遠の3眼構成で、前面カメラは約1,200万画素を搭載する。
バッテリは4,000mAh、カラーはアイシーブルー、シルバーシャドウ、ネイビー、ミントのほか、直販限定のブルーブラック、コーラルレッド、ピンクゴールドの計7色を展開する。本体サイズは約71×147×7.2mm、重量は約162g。
Galaxy S25 Ultra
Galaxy S25 Ultraの場合、SIMフリーモデルの主な仕様は、12GBメモリ、256GB/512GB/1TBストレージ、約6.9型3,120×1,440ドット表示対応ディスプレイ、One UI 7(Android 15ベース)など。
背面カメラは約5,000万画素の超広角、約2億画素の広角、約5,000万画素の5倍望遠、約1,000万画素の3倍望遠の4眼構成で、前面カメラは約1,200万画素を搭載する。
バッテリは5,000mAh、カラーはチタニウムシルバーブルー、チタニウムブラック、チタニウムグレー、チタニウムホワイトシルバーのほか、直販限定のチタニウムジェットブラック、チタニウムジェードグリーン、チタニウムピンクゴールドの計7色を展開する。
本体サイズは約78×163×8.2mm、重量は約218g。