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Arm版Windows 11のISOイメージが公開。クリーンインストールが可能に

 Microsoftは15日、Arm版Windows 11のインストール用ISOイメージファイルを公開した。バージョンは24H2。

 ArmアーキテクチャのPCや仮想マシンにWindows 11をクリーンインストールできるISOイメージ。ユーザーが使用するプロダクトキーによってエディションを判定するマルチエディションISOとなっている。起動用のメディアを作成することも可能。

 Arm版のWindows 11はこれまでISOイメージを提供しておらず、Windows Insider向けのVHDX形式のファイルをダウンロードするのが主な入手手段だった。

 なお、ISOでクリーンインストールする場合、デバイスによっては初期状態でドライバが不足する可能性があり、起動後にWindows Updateなどで必要なものを追加するまでデバイスの機能を完全に利用できないことがある。起動可能メディアの作成も行なえるが、Microsoftではデバイス製造元が提供する「回復メディア」(付属のリカバリーメディアなど)の使用を推奨している。