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オリンパス社長が辞任。違法薬物購入の疑いで

 オリンパスは、取締役代表執行役社長兼CEOのシュテファン・カウフマン氏が10月28日付けで辞任したと発表した。カウフマン氏に違法薬物購入の疑いがあり、取締役会が全会一致で辞任を求めたかたち。

 同社では、カウフマン氏が違法薬物を購入していた旨の通報を受け、事実確認を進めるとともに、捜査機関への報告と捜査への全面協力を行なった。内部調査の結果、同社の行動規範に反する行為をしていた可能性が高いと判断。取締役会が全会一致で辞任を求め、同氏がこれに応じた。

 カウフマン氏は2023年4月1日付けで取締役代表執行役社長兼CEOに就任した。なお、後任は未定だが、暫定的に取締役代表執行役会長兼ESGオフィサーの竹内康雄氏がCEOの役務を行なう。