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ライカ搭載スマホ「Xiaomi 14T/14T Pro」。19分で満充電/AI搭載など

Xiaomi 14Tシリーズ

 Xiaomiは、ライカと共同開発したトリプルカメラシステムを搭載したハイエンドスマートフォン「Xiaomi 14T Pro」および「Xiaomi 14T」を発表した。価格は未定で、発売日は順に11月下旬以降、12月中旬以降を予定している。

 日本で販売するTシリーズとしては初となるライカと共同開発したカメラシステムを搭載したハイエンドモデルのスマートフォン。レンズには「LEICA VARIO-SUMMILUX」光学レンズを備え、大口径の絞りと優れた光学性能により、低光量でも優れた色再現性、コントラスト、解像度を実現するという。

 センサーは、Xiaomi 14T Proが同社独自の「Light Fusion 900」(1/1.31インチ)、Xiaomi 14Tがソニー製の「IMX906」(1/1.56インチ)を採用する。3眼構成の背面カメラは、Xiaomi 14T Proが約5,000万画素メイン、約5,000万画素2.6倍望遠、約1,200万画素超広角、Xiaomi 14Tが約5,000万画素メイン、約5,000万画素2倍望遠、約1,200万画素超広角を装備する。

 前面カメラはいずれも約3,200万画素広角。カメラ機能としては、23~75mmの焦点領域でのポートレートが可能なマスターポートレートモードや、10bit Rec.2020のHDR動画を撮影できるMaster Cinemaモードなどを備える。

 AI機能として、情報収集や翻訳などの効率が向上し、画像や動画生成も可能な「Advanced AI」を搭載する。ディスプレイは、1.5K(2,712×1,220ドット)表示対応の約6.7型AMOLEDで、ブルーライト低減機能を備えるほか、新たなカスタム発光素材によりパワフルで鮮やかな視覚体験を実現できるという。

 筐体はIP68の防水防塵設計で、指紋/顔認証やおサイフケータイにも対応する。5,000mAhの大容量バッテリを内蔵し、Xiaomi 14T Proは120W Xiaomiハイパーチャージにより19分、Xiaomi 14Tは67W Xiaomiハイパーチャージにより50分でフル充電できる。SIMはNano SIM+eSIM。

 Xiaomi 14T Proの主な仕様は、SoCがMediaTek Dimensity D9300+、メモリ/ストレージが12GB/256GB、12GB/512GB、OSがAndroid 14(Xiaomi HyperOS)。インターフェイスは、USB Type-C、Wi-Fi 7/Wi-Fi 6E、Bluetooth 5.4。Google Geminiを搭載し、画面をなぞるだけで検索できる「かこって検索」などのAI機能にも対応する。

 カラーはチタンブラック、チタングレー、チタンブルーの3色を用意し、本体サイズは約75×8.4×160mm、重量は約209g。

 Xiaomi 14Tの主な仕様は、SoCがMediaTek Dimensity 8300-Ultra、メモリ/ストレージが12GB/256GB、OSがAndroid 14(Xiaomi HyperOS)。インターフェイスは、USB Type-C、Wi-Fi 6E、Bluetooth 5.4。

 カラーはチタンブルー、チタングレー、レモングリーンの3色を用意し、本体サイズは約75.1×7.8×160mm、重量は約193~195g。