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待望のライカ搭載スマホ「Xiaomi 14 Ultra」、ついに日本上陸
2024年5月9日 13:54
小米技術日本株式会社(Xiaomi)は、ライカと共同開発したカメラシステムを備えたフラグシップスマートフォン「Xiaomi 14 Ultra」を16日に国内で発売する。価格は19万9,900円。本体色はブラックとホワイトの2種類。
予約したユーザー全員を対象に、シャッターボタンやズームレバーといった機能を備え、よりカメラらしい見た目になる「Xiaomi 14 Ultra Photography Kit」をプレゼントする。なお、こちらの価格は2万2,000円。
ライカ最高峰となる「LEICA VARIO-SUMMILUX」光学レンズを採用。大口径と優れた光学性能により、低光量でも優れた色再現性、コントラスト、解像度を実現するという。メインカメラのソニー製センサー「LYT-900」は1インチで、約5,000万画素、35mm換算で約23mmの広角レンズ。F1.63~4.0の無段階可変絞りとなっており、光学式手ぶれ補正も備える。
また、同じく約5,000万画素/F1.8で75mm相当のフローティング望遠カメラ、約5,000万画素/F2.8/120mm相当のペリスコープカメラ、約5,000万画素/F1.8/12mm相当の超広角カメラも搭載する(センサーはいずれもIMX858)。前面カメラは約3,200万画素でF2.0。
写真のみならず動画撮影もこだわっており、MasterCinemaにより10bit Rec.2020のHDR動画を記録する。
ディスプレイは3,200×1,440ドット表示対応の6.73型AMOLEDで、1~120Hzのリフレッシュレートに対応。LTPO技術を搭載したXiaomi カスタムC8ディスプレイパネルとなっている。ブルーライトを50%低減するハードウェアレベルの設計を採用しているほか、環境光センサーによるダイナミックDC調光、1,920HzのPWM調光に対応。最大3,000cd/平方mの輝度を実現している。
性能面では、プロセッサにSnapdragon 8 Gen 3を採用。従来モデルからCPU性能を32%、GPU性能を34%向上させながら消費電力を改善したという。
筐体のフレームには一体型の高強度アルミニウムフレーム素材を採用。背面まで伸びた構造により剛性が2倍となった。ディスプレイ側のガラスは高温焼結により相互結合構造を形成した「Xiaomi Shield Glass」を採用し、透明性を確保しながら通常のガラスを上回る強度を実現したという。
背面には防汚性/抗菌性/環境配慮といった特性をもつナノテクヴィーガンレザーを採用。分岐反応性官能基の密度を高める高耐摩耗性フォーミュラにより、堅牢性と耐摩耗性が向上したという。IP68準拠の防水防塵性能も備える。
なお、Xiaomi 14 Ultra購入ユーザーには「Xiaomi 14 Ultra プレミアムサービス」を提供しており、24カ月間の品質保証、1回限定のスクリーン破損保証、Xiaomiスマートフォン国際保証サービス、YouTube Premiumでの3カ月間アクセス権、Google Oneクラウドストレージ100GB 6カ月間使用権が付属する。
インターフェイスはUSB Type-C、Wi-Fi 7、Bluetooth 5.4、L1+L5 GPS/Galileo/GLONASS/Beidou/NavIC。センサーは近接/環境光/加速度/ジャイロ/電子コンパス/赤外線ブラスター/気圧計/フリッカーセンサーなど。
対応バンドは5Gがn1/2/3/5/7/8/20/28/38/40/41/48/66/77/78/79、4Gが1/2/3/4/5/7/8/18/19/20/26/28/38/40/41/42/48/66、3Gが1/2/4/5/6/8/19、2Gが800/900/1,800/1,900MHz。
本体サイズは75.3×161.4×9.2mm、重量は219.8g。
2億画素カメラ搭載の「Redmi Note 13 Pro+ 5G」も
また、2億画素のカメラを搭載した「Redmi Note 13 Pro+ 5G」も同日発売する。価格は8GB/256GB版が5万9,800円、12GB/512GB版が7万4,800円。
「Redmi Note 13」シリーズの最上位モデルにあたり、メインカメラが2億画素対応の1/1.4インチセンサーとなった。高速かつ正確なフォーカスが可能なSuper QPDをサポートするほか、光学式手ぶれ補正/電子式手ぶれ補正の両方を搭載。F1.65の大口径、16-in-1のピクセルビニングにより鮮明な暗所撮影が可能。2億画素を活かしたトリミングによる4倍ロスレスズームも備える。
ディスプレイは2,712×1,220ドット表示対応の約6.67型AMOLED。12bitの色深度、1,800cd/平方mの最大輝度、120HzのLTPOリフレッシュレート、2,160Hzのタッチサンプリングレートにより、Web閲覧やゲームプレイ時の体験を高めるという。また、1,920HzのPWM調光もサポートする。
120Wの「Xiaomiハイパーチャージ急速充電」をサポートしており、19分で約100%の充電が可能。シリーズで初めてIP68防水防塵性能を備えたほか、Corning Gorilla Glass Victusの採用で高い耐落下性能/耐擦傷性能を実現した。
プロセッサはDimensity 7200 Ultra。インターフェイスはUSB Type-C、Wi-Fi 6、Bluetooth 5.3、L1 GPS/Galileo/GLONASS/Beidou/QZSS。センサーは近接/360度開口/加速度/ジャイロ/電子コンパス/赤外線ブラスターなど。
バッテリは5,000mAh。本体サイズは74.2×161.4×8.9mm、重量は204.5g。
なお、au/UQ mobileでは同じ2億画素カメラを搭載しながらCPUをSnapdragon 7s Gen 2にした「Redmi Note 13 Pro 5G」を発売予定。メモリは8GB、ストレージは256GBで、価格は4万1,800円となっている。