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Windows更新でRyzen 9000シリーズの性能が改善

 AMDは28日、Windows 11向けに提供が始まったプレビューパッチ「KB5041587」にて、Ryzen 9000シリーズ向けの最適化を実装したと発表した。主にゲーム性能などにおいて、AMDが当初提示していた性能が発揮できるようになるものとみられる。

 新たに投入されたRyzen 9000シリーズに関しては、一部のレビュワーからゲーム性能が公称値に達しないとの指摘が上がっていた。これに対しAMDは、テスト時の環境では最新の分岐予測機能を生かしたコードの最適化が反映されていたからだと説明。ただしこの実装は、管理者モードで実行している場合や、Windows 11 バージョン24H2のリリースプレビュー版(ビルド26100)を利用している場合に限られていた。

 AMDによれば、今回Microsoftが公開したKB5041587にはこの最適化が含まれており、バージョン24H2以外のWindows 11ユーザーもその恩恵を受けられると説明している。