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Lenovoからも8.8型ポータブルゲーム機が登場。Ryzen Z1 Extreme搭載

Legion Go

 Lenovoは1日、Ryzen Z1 Extreme搭載の8.8型ポータブルゲーム機「Legion Go」、およびマイクロOLEDをメガネ型ディスプレイ「Legion Glasses」を発表した。欧州での発売予定時期および価格は、前者が11月で799ユーロから、後者が10月で499ユーロから。

Legion Go

 Legion Goは、AMDがポータブルゲーム機向けとして提供するRyzen Z1 Extremeを採用したポータブルゲーム機。メモリは7,500MHz駆動の16GB LPDDR5Xを搭載し、ストレージは最大1TBのPCIe 4.0対応SSDを内蔵する。

 ディスプレイは8.8型2,560×1,600ドットのIPS液晶で、144Hzの高リフレッシュレート表示にも対応。最大500cd/平方mと高輝度で、DCI-P3 97%と色域の広さも特徴としている。また、10点マルチタッチもサポートし、タップやスワイプによる直感的な操作も行なえる。

 本体左右には着脱式のTrueStrikeコントローラを装備。ホール効果を用いたジョイスティックを備えており、ドリフトがなくデッドゾーンを最小限に抑え、高い精度と応答性を実現したという。加えて、トラックパッドや十字キー、トリガー、カスタム可能なグリップボタンなども搭載し、6軸のジャイロセンサーも内蔵している。

左右のコントローラは着脱式
トリガーやグリップボタンなども備える

 電源周りでは、49.2Whの大容量バッテリを内蔵。30分で70%まで充電できる急速充電機能に加え、充電時の発熱を抑えバッテリの劣化を防ぐ電源バイパスモードも搭載する。そのほか、リフレッシュレート、解像度といった設定変更やゲームランチャー機能を備えた専用ユーティリティの「Legion Space」も備えている。

 主な仕様は、Ryzen Z1 Extreme、16GB LPDDR5X-7500、256GB/512GB/1TB PCIe 4.0 SSD、8.8型2,560×1,600ドットIPS液晶、Windows 11 Homeなどを搭載。

 インターフェイスは、USB4×2(USB PD、DisplayPort Alt Mode対応)、Wi-Fi 6E、Bluetooth 5.2、microSDカードスロット、2W+2Wスピーカー、3.5mmステレオミニジャックなどを装備。

 本体サイズおよび重量は、コントローラ装着時が299×41×131mmで854g、本体のみが210×20×131mmで640g。カラーはShadow Blackのみ。

Legion Glasses

Legion Glasses

 Legion Glassesは、1,920×1,080ドット表示対応のマイクロOLEDを左右に1つずつ搭載したメガネ型ウェアラブルディスプレイ。USB Type-CでLegion Goなどのデバイスと接続し、映像を表示できる。

 マイクロOLEDの採用により、高コントラストの映像を届けられるといい、内蔵の高品質スピーカーとあわせて、大型スクリーンでコンテンツを視聴しているような体験ができるという。

 リフレッシュレートは60Hzで、付属ケーブル長は1.2m。

Legion E510 7.1 RGB Gaming In-Ear Headphones

 そのほか、7.1chサラウンドやUSB Type-C接続に対応したゲーミングイヤフォン「Legion E510 7.1 RGB Gaming In-Ear Headphones」も発表。ケーブル部にマルチファンクションコントローラを備えている。こちらは欧州地域で10月発売予定で、価格は49.99ユーロから。