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携帯できる8.8型ゲーミングPC「Legion Go」、実機展示へ

Legion Go

 Lenovoは7日(シンガポール時間)、ゲーミングブランド「Legion」に関するアジアパシフィック地域のメディアを対象とした説明会を開催し、この中で8.8型の大型液晶を備えたポータブルゲーミングPC「Legion Go」を展示した。

 Legion Goは9月1日にグローバルで発表され、一部地域では既に販売開始をしている8.8型液晶搭載のポータブルゲーミングPC。本体左右には着脱式の「TrueStrike」コントローラを装備。コントローラを取り外した際に右側をクレードルに載せてマウスのように使える「FPSモード」が使え、FPSゲームにおけるエイム精度を高められる。コントローラは滑り止めテクスチャを備えているほか、手への負担を軽減できるフォルムとなっている。

 また、ホール効果を用いたジョイスティックを備えており、ドリフトがなくデッドゾーンを最小限に抑え、高い精度と応答性を実現したという。加えて、トラックパッド、十字キー、トリガー、カスタム可能なグリップボタンなども搭載し、6軸のジャイロセンサーも内蔵している。

付属品など
本体正面
着脱できるコントローラ
本体上部
本体底面
右側のコントローラ正面
右側コントローラ背面
右側コントローラ左側面
右側コントローラ右側面
右側コントローラ上面
左側コントローラ正面
左側コントローラ左側面
左側コントローラ右側面
左側コントローラ上面
左側コントローラ底面
左側コントローラ背面
各ボタン配置

 ディスプレイは8.8型2,560×1,600ドットのIPS液晶で、144Hzの高リフレッシュレートをサポート。最大500cd/平方mと高輝度で、DCI-P3 97%と色域の広さも特徴としている。また、10点マルチタッチもサポートし、タップやスワイプに対応する。表面にはゴリラガラスを備えている。

 プロセッサは「Ryzen Z1」シリーズで、最大で8コア/16スレッドのRyzen Z1 Extremeが搭載可能。そのほか、16GB LPDDR5X-7500、256GB/512GB/1TB PCIe 4.0 SSD、2,560×1,600ドット表示対応8.8型IPS液晶、Windows 11 Homeなどを搭載。

 インターフェイスは、USB4×2、Wi-Fi 6E、Bluetooth 5.2、microSDカードスロット、2W+2Wスピーカー、3.5mmステレオミニジャックなどを装備。

 バッテリは2セル49.2Whで、コントローラにも900mAhのバッテリを内蔵する。本体サイズおよび重量は、コントローラ装着時が299×41×131mmで854g、本体のみが210×20×131mmで640g。本体色はShadow Black。

 現在、発表会や展示会が開催されており、製品についての詳細の説明やハンズオンなどが予定されている。公式で提供された写真にはない右コントローラの底部の写真もそこで撮影できる予定だ(ちなみに全体写真の底部を見れば分かるが、FPSモード切り替えスイッチやセンサーなどがある模様)。詳細は追ってお伝えする。