やじうまミニレビュー
なにこれ最高、最強。「ScreenBar Halo 2」で照明の進化を体感した
2026年3月5日 06:11
ベンキュー・ジャパンの「ScreenBar Halo 2」は、液晶モニターの上に置いて手元を明るく照らす、いわゆるモニターライトだ。現在発売中で、価格は2万6,900円となっている。
2025年5月の発売以来、セールともほぼ無縁でずっとこの価格をキープしている。LED照明がコモディティ化している中、「モニターライトなんてどれも同じだ。ましてや2万円超えの製品なんて、そんなに価値があるものなの?」と思われる方も多いかもしれない。かくいう筆者もそのうちの一人だった。
しかし先日の発表会に出席してから、開発者の説明をしっかり受けつつ、実際に体験してみたところ、思った以上に技術が詰め込まれたスゴイ製品なんだな、と改心してしまった。というわけで、提供された製品で、改めてどこがスゴイのか見て行こう。
LED照明時代に思うこと――眩しすぎません?
LED照明が本格的に家電量販店に現れ始めたのは2010年前後だろうか。しかし当時は電球1個で2,000~3,000円程度した上に、当時筆者宅は新築で蛍光灯が多数、壊れることもなかったので、すぐに飛びつくこともなかった。
しかしコロナ禍以降は状況が一変。Amazonで安価なLED電球が多数出回るようになったほか、在宅ワークが増えてから、いよいよ電気代が本格的に気になり始めたのと、蛍光灯が切れ始めたので、家の照明の大多数をLEDに入れ替えた。
そのついでというのもあるが、子どもが寝たあとに仕事やゲームをやる場合、部屋全体の電気をつける必要性が減ったので、デスクライトも同時にいろんな場所に導入した。筆者宅は吹き抜けがあるので、2階のリビングの照明をつけてしまうと、3階の子ども部屋のドアの隙間に差し込んで寝付きを悪くさせてしまうからだ。そして夜はやはり部屋全体を暗くしたほうがリラックスできるし、何より仕事やゲームに集中できるのだ。
しかしそのデスクライトが、やたらと眩しい。すでに処分してしまったので、写真はないのだが、LEDの散光カバーが側面まで広がっているおかげで、照射範囲は広いものの、光が直接目に差し込んでしまい眩しく感じてしまう。買う時は店内が明るかったので全く気にならなかったが、家でつけてみたら、まるで太陽拳でも食らっているかのような気分になった。
アルミホイルを貼ったりもしたが、結局謎の眩しさは解消されず、買い替えた。その際はちゃんと「光が目に直接差し込んで眩しくなるような要素はないか?そしてそれを回避できる手段は用意されているのか?」で吟味した。そして今後ももし購入するとしたら、同様に吟味しなければならないな、と思った。
必要なところだけ明るくして、それでいて眩しくない
前置きが長くなってしまったが、つまるところScreenBar Halo 2は「必要な手元は明るく、それでいて眩しくない」という、筆者が照明を吟味する上でのポイントをしっかり押さえている製品なのだ。
そもそもベンキューの説明会で紹介された製品は、どれも余分な光線が目に入って眩しく感じないよう、照射角度を緻密にシミュレーションして設計されたものだった。ScreenBar Halo 2については、以下のような技術を組み合わせており、目への照射のみならず、モニターへの映り込みを抑えた設計となっている。
- 光を制御する曲面反射板
- 屈折方向を制御するPC/PMMA複合板による保護鏡
- 画面に当たる光を吸収する多孔質の光吸収材
これらの技術を組み合わせ、照射角度を限定した技術の名称として同社は「ASYM-Light」(ScreenBar Halo 2で採用されているのは、ScreenBar Proと同じ第3世代のようだ)と呼んでいるが、この前後非対称の光照射の工夫が、モニターと目に光が直接入ることを防いでいるのだ。
そしてこの設計が当たり前のようでありがたい。よくあるデスクライトは、底面とLED散光板がツライチとなっているため、目に入らないよう首を向こう側に振ると光がモニターに入るし、逆にすれば当然目に光が入る。ScreenBar Halo 2ではそれが一切ないのだ。この当たり前のような使い勝手が実に心地よい。
また、モニターの背面に投射するライトもなかなか良くできている。こちらは壁面を使った間接照明で、モニターと背景の輝度差を解消し、目の疲れを軽減するというものなのだが、雰囲気もバッチリだ。
ちなみに前面と背面のライトのオン/オフは後述するリモコンで行なえるのだが、前面だけ、背面だけというのももちろんできる。たとえば一般作業では前面も背面も点灯させておき、映画などを鑑賞する際は前面のライトだけを消す、といった柔軟な使い方も可能だ。
多彩な機能を持つリモコン
ScreenBar Halo 2に付属する円形のリモコンは、なんと無線式。手のひらにすっぽり収まるサイズ感ながら、電源のオン/オフはもちろん、色温度と輝度の微調整、前面ライトと背面ライトそれぞれの点灯/消灯、自動輝度調整、人感センサーのオン/オフ、そしてお気に入りの設定(1つだけ)までをすべてタッチ式で操作できる。
色温度と輝度は、まず調整したいアイコンを選んでから、リモコンの外側に設けられたリングを回す。これはなかなか直感的に変更できる。リングは非常に軽く、滑らかに回転する。まるでフライパンの上で溶けたバターのような心地よい感触が気持ちいい。
特筆すべきは、輝度が1%刻み、色温度が25K刻みで微調整できる点。リモコン中央のLCDが現在設定されている輝度(%)と色温度(K)をリアルタイムで表示してくれるので、一目で確認可能だ。
自動輝度調整モードにすると、色温度4000 Kに固定されたままで、周囲の明るさに合わせて自動的に輝度が変化するようだ。これはデスク上の明るさを測定しているようである。
一方、人感センサーをオンにしておけば、デスクに近づくだけ(約60cm)でライトが点灯し、離れると一定時間後に自動オフになる。筆者は比較的まめに部屋の照明を消すクセがついているが、この機能があるおかげでリモコンをほとんど触らなくなった。
なお、離席時間は標準で5分だが、長押しによって3分、10分、15分に延長可能となっている。人感センサーつき照明というと、じっとしているといつの間にか消えてしまうものも多い(かくいう筆者のトイレの照明が該当)が、標準設定5分の猶予が与えられているためか、少なくともこの2週間試用中、勝手に消えてしまうことはなかった。
なお、人感センサー有効時に手動で電源を切るとどうなるのか?というと、機能が30秒間無効になり、その後再び有効になる。このため「着席しているが使いたくない」場合、いったん人感センサーをオフにする必要がある。とはいえ、筆者はそもそもScreenBar Halo 2の光がお気に入りなので、人感センサーを常時オンにしている。そしてこの利便性は一度使い始めると手放せないものになってしまった。
無線で気になるリモコンのバッテリだが、USB Type-Cで充電するタイプとなっており、リモコン底面にあるラベルの記述では10時間連続稼働、Webサイトによれば最大3カ月利用できるという。ただ、筆者の場合、人感センサーがあればよく、ほとんど操作しないので、実際に切れてしまうのは半年以上先になるかもしれない。
給電はUSB Type‑C。Webカメラとの相性も○
最後にScreenBar Halo 2の本体について見ていきたい。リモコンこそ無線だが、本体はUSB Type-Cケーブルから給電が行なわれる。付属のACアダプタは5V/3Aタイプだが、PCのUSBポートやモバイルバッテリ、あるいはデスク上の任意のUSB Type-C電源から直接給電できるのが特徴だ。
ケーブル長は約1.5mと十分に確保されており、机の裏側や離れたコンセントからでも余裕を持って接続可能だ。個人的にもう少しスマートに取り回せるような、柔らかい細いケーブルがうれしかったが、ここは耐久性を最優先させたのか、平べったくACケーブル並の堅牢性を備えたものとなっていた。
多種多様なモニターサイズに対応できるよう調整可能な足部を備えており、ほとんどのデスクトップモニターに簡単に取り付けられる。さらにUSBのWebカメラとの共存も考慮されており、上部に同梱のアタッチメントを装着すれば、その上にカメラを固定できるようになっている。
ただ、筆者の場合はWebカメラ本体にスタンドが付いていたため、上部の平らな部分に直接載せることができた。とはいえ、このままだと滑りやすくなることから、やはりアタッチメント使用を推奨する。
仕事環境はScreenBar Halo 2だけでOK!んで、次は?
ScreenBar Halo 2を仕事部屋に設置してからというもの、部屋のシーリングライトの使用頻度が減った。筆者宅は住宅密集地で、かつ作業部屋の1階は窓が小さいため、昼間であってもさほど明るくならず、昼間でも照明は必須だが、ScreenBar Halo 2の明るさで十分だ。夜は席にたどり着くまでちょっと暗いのだが、それでもScreenBar Halo 2のほうが落ち着くため、やはり部屋のシーリングライトをつけなくなった。
というより、ScreenBar Halo 2のライトだけのほうが原稿やPC作業などに集中しやすいことに気づいた。シーリングライトをつけてしまうと周囲も明るくなるため、見ている画面以外もなんとなく視界に入ってくる。特に右手に置いているスキャナや筆立て、セカンドPCを載せている棚、モニターの後ろのケーブル類など「ああ、ちょっといつの間にかゴチャついているな、整理しなきゃ」と、注意散漫になるタイミングがどうしても生じる。
これがScreenBar Halo 2だと手元と画面だけが明るくなるので、より集中できるのだ。
電気照明が発明されてから100年以上が経過しているため、「もうさすがに完成形だろう」と思いがちだが、実はそうでもなかったわけだ。ベンキューは発表会で、「現代社会に適した照明が必要で、まだまだ改善/向上の余地がある」と述べていたが、改めてその通りだと認識させられる。
本製品についてあえて弱点を挙げると、値段が高いという点。1万円切りのモデルが多いので、それらと機能/性能で差別化できているのは当然とはいえ、風呂敷を広げてもっと多くの人にこの新時代の照明の体験をしてもえるよう、もう少し手が届きやすい価格帯にしてほしかったところ。
また、デスクトップで使っているユーザーはこれでいいのだが、ノートPCではさすがに使えない。筆者は夜の間むしろノートPCを使う機会が多いので、ノートのディスプレイに挟んでおけるコンパクトな小型モデルも投入してもらいたい(そういう意味では好きだったんだよ、昔のThinkPadに搭載されていたThinkLight……)。
今回はPC Watchと親和性の高いScreenBar Halo 2のレビューとなったが、実は発表会で気になった製品もある。それがグランドピアノ用の「PianoLight Grand」だ。今ピアノの近くは天井のスポットライトしかない関係で、鍵盤に指の強い影が射してしまい視認性が悪くなるし、楽譜もちょっと暗く見えるためだ。さすがに自宅はグランドピアノではなく電子ピアノ、かつ置くスペースの余裕もないので断念せざるを得ないが、電子ピアノ対応の小型版が出たら勢いで買ってしまうかもしれない。



































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