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ららぽーと豊洲で「カスタムPC」イベント開催。親子連れがPC組み立てを体験

 3月21日、アーバンドック ららぽーと豊洲において、自作PC体験イベント「CUSTOM PC STUDIO -カスタムってたのしい!」が開催された。

 デスクトップPCをパーツから組み立てる体験ができるイベント。主催はIntel。主な内容は「組み立て体験」、「相談カウンター」、「組み立て実演」の3つで、このほかゲーミングPCの展示を実施した。また会場にはASRock、ASUS、GIGABYTE、MSIのスタッフが常駐し、来場者に対応していた。イベント名に含まれる「カスタムPC」はいわゆる自作PCのことを指しており、メーカー製のPCやショップブランドのPCと区別する意味合いでこの呼称を用いている。

会場には原稿の第13世代Core CPUのケースや参加メーカーのマザーボードが展示された
デスクトップPCを構成するパーツの説明

 「組み立て体験」の主な内容は、PCの起動に必要なパーツをマザーボードに取り付け、ケースに組み込んで、起動を確認するまでの流れをスタッフの補助を受けつつ実際に行なうというもの。具体的には、マザーボードにCPU、ストレージ(M.2 SSD)、メモリ、ビデオカード、電源ユニットを取り付け、最後にケースへ組み込んで起動確認を行なう。

 会場は祝日の大型商業施設ということもあってかかなりの盛況を呈しており、スタッフに聞いたところ、10時のオープンからずっと途切れることなく体験希望者が訪れる状況だったという。

 取材に訪れたタイミングでは家族連れがほとんどで、小学生くらいの子どもがPCの組み立てを体験していたが、中にはカップルでPC組み立てに挑戦する来場者も見られた。

 組み立て体験を行なうとエコバッグが進呈されたほか、アンケートに回答した来場者にはドリンクもプレゼントしていた。

スタッフの補助を受けながら、PCの組み立てを体験する
組み立て体験に使用しているパーツは各メーカーともゲーミングブランドの比較的高価なモデルを使用していた
子ども連れの来場者には、お菓子も進呈していた

 「組み立て相談」は、組み立て体験のスタッフが同じカウンターで兼任。PCを組み立てながら、あるいは組み立て後に話すケースが多いようだった。スタッフに聞いたところ、相談内容としてはゲームや動画編集、動画配信などの用途でPCを組んでみたいとの相談が多いとしており、構成や見るべきスペック、おおよその予算感なども伝えているという。

 また開催場所柄、デスクトップPCを所有していない人も多く訪れており、PCを購入できる場所や、PCの構成について相談できる窓口などの質問をしている人もいるようだった。

 「組み立て実演」は、参加メーカーのスタッフが持ち回りでPCの仕組みや組み立て方法をプレゼンする主旨のミニコーナー。実際にパーツを組み合わせて動作させながら、PCの組み立ては意外と難しくないこと、目的に合わせてパーツを選び、自分で組み立てる楽しさを伝えていた。

PCを構成するパーツを説明するスタッフ
組み立て実演コーナーでは、各メーカーの展示PCを使って構造や構成の説明をする場面も
ASRockはソニックコラボの「Z790 PG SONIC」をベースとした水冷システムを展示
ASUSの「ROG STRIX Z790-F GAMING WIFI」とディスプレイ付き簡易液冷クーラー「ROG RYUJIN II 360」を組み合わせたシステム
GIGABYTEはmicroATXフォームファクタの「B760M DS3H AX DDR4」を長尾製作所のオープンフレームケースに組み込んだPCを展示した
MSIは「MPG Z790 EDGE WIFI」を中心として、全体をホワイトカラーにまとめたデスクトップを展示