OpenAI、AIが書いた文章かどうか判別するツール

AI Text Classifier

　OpenAIは31日(現地時間)、AIが書いた文章かどうかを判別するAIツール「AI Text Classifier」を公開した。OpenAIのアカウントを所有していれば、Webブラウザ上から試せる。

　AI Text Classifierは、入力された文章を分析し、それが人間によって書かれたものか、AIによるものかを推測するツール。なお、本ツールでは必ずしも正しい結果は得られないとしている。

　英語の文章を用いた評価テストでは、AIが書いた文章の26%を「AIが書いたものと思われる」と推測し、一方で人間が書いた文章の9%を誤って「AIが書いたものと思われる」と推測したという。また、入力された文章が長いほど信頼性の高い結果が得られるとしている。

　現時点では、文字数が1,000文字(約150～250単語に相当)以上の文章のみ判別が可能。成人の書いた英語の文章で主に学習しており、子どもが書いたものや、英語以外のものについては誤った結果が出やすい可能性がある。