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裸眼3D立体視できるゲーミングノート「Predator Helios 300 SpatialLabs Edition」

 日本エイサー株式会社は、裸眼3D立体視技術搭載のゲーミングノート「Predator Helios 300 SpatialLabs Edition」(型番:PH315-55s-SL93Z)を11日に発売する。実売価格は64万円前後の見込み。

 現行のPredator Helios 300をベースに、裸眼3D立体視技術「SpatialLabs」対応ディスプレイを搭載したノートPC。ゲーミングノートPCへのSpatialLabs搭載は初めての試みだという。

 SpatialLabsの裸眼3D立体視では、ディスプレイ上部に備えたアイトラッキング専用のカメラでユーザーの視線を追跡し、光学レンズを備えた液晶パネルでユーザーの顔の位置と視線に合わせた3Dコンテンツの表示を行なう。実際に頭を動かすと、動きに合わせて3Dモデルの見え方が変化することから、例えば3Dモデリングソフトを使用している場合の制作フローが効率化するなどのユーザーメリットを訴求している。

 PH315-55s-SL93Zに搭載しているディスプレイは15.6型で解像度は4K(3,840×2,160ドット)。色精度はΔE<2、色域はAdobe RGB 100%となっている。

 そのほかの主な仕様としては、12世代Core i9-12900Hを採用するほかGeForce RTX 3080を搭載。メモリは32GBでストレージは1TB SSD。静音冷却ファンのAeroBlade 3Dファンを1基装備している。

 機能面では既存のSpatialLabs製品と同様に、対応ゲームタイトルを裸眼立体視に対応させる「TrueGame」、3Dモデル立体視用ビューワ「SpatialLabs Model Viewer」、サイドバイサイドのフルスクリーンコンテンツを立体視モデルに変換する「SpatialLabs Go」、サイドバイサイドの立体視ビデオを再生できる「SpatialLabs Player」などが利用できる。

 インターフェイスはThunderbolt 4、USB 3.2(Type-A)×3、HDMI、Mini DisplayPort、Gigabit Ethernetなど。バッテリ駆動時間は約6時間。本体サイズは359.4×274.6×26.9~27.9mm(幅×奥行き×高さ)、重量は約3kg。