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日本エイサー、裸眼3D立体視対応15.6型モニターを一般向けに10月下旬発売

ASV15-1BP

 日本エイサー株式会社は、裸眼3D立体視対応液晶モニター“SpatialLabs View Pro”「ASV15-1BP」、“SpatialLabs View”「ASV15-1B」を8月31日より予約受付を開始し、10月下旬に発売する。実売予想価格はASV15-1BPが30万円前後、ASV15-1Bが25万円前後の見込み。

 SpatialLabs Viewシリーズは、モニター上部にアイトラッキング専用のカメラを搭載し、光学レンズを備えた液晶パネルと視線追跡技術によって、裸眼立体視による3Dコンテンツの表示が行なえる技術。2D/3Dの切り替え表示も可能。従来は法人向けのみで展開していた。

 いずれも15.6型のISPパネルを採用した4K(3,840×2,160ドット)ディスプレイで、折りたたみ式のスタンドを備える。2D画面上に表示したモデリングソフトで編集した3Dモデルを立体表示する「SpatialLabs Go」、読み込んだ3Dモデルデータを裸眼立体視できる「SpatialLabs Model Viewer」、サイドバイサイド方式の動画を3D表示できる「SpatialLabs Player」などのアプリを提供している。

 両者のおもな違いは裸眼立体視状態で利用可能なアプリケーションで、ASV15-1BPではUnreal EngineのDatasmithや3Dデータ共有サービス「Sketchfab」、ハンドトラッキング技術「Ultraleap」が利用できる。さらに、色精度が⊿E<2相当に調整されており、VESAマウントにも対応している。

 ASV15-1BはVESAマウント非対応だが、色空間はAdobe RGB 100%となるほか、本機のみ対応ゲームタイトルを裸眼立体視できる「TrueGame」が利用可能となっている。

 必要環境はCPUが第8世代Core i7以上、GPUがGeForce RTX 2080以上(ノートの場合はRTX 3070 Ti以上)、OSはWindows 10以降。

ASV15-1B
SpatialLabs TrueGameのイメージ
ハンドトラッキング技術Ultraleapのイメージ