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第12世代Core搭載「Surface Pro 9」登場。SQ3プロセッサモデルは「with 5G」でミリ波対応も

Surface Pro 9

 米Microsoftは、CPUに第12世代Core、または独自のMicrosoft SQ3を搭載したWindowsタブレット「Surface Pro 9」、「Surface Pro 9 with 5G」を発表した。

 今回より、Microsoft SQ3と呼ばれるQualcomm Snapdragonベースのプロセッサを搭載したモデルも数字に統一された(従来はSurface Pro Xといった名前だった)。ただ、5G通信をサポートすることから、製品名が「Surface Pro 9 with 5G」となっている。

 Surface Pro 9ではプロセッサが刷新されているほか、アルマイト処理のアルミニウムによる新色筐体を用意(サファイアとフォレスト)。キーボードカバー「Surface Pro Signature Keyboard」と組み合わせてより目立つ配色にできる。なお、このキーボード生物を原料としたアルカンターラとなっており、うち12%は再生資源を使っている。

 いずれも「Design for Surface Slim Pen 2」と呼ばれるMPP(Microsoft Pen Protocol)対応スタイラスに対応。Surface Pro Signature Keyboardによる無接点充電が可能で、キーボードカバー内に収納できる。

 Surface Pro 9は、CPUにCore i5-1235UまたはCore i7-1255U、メモリ8GB/16GB/32GB、ストレージに128GB/256GB/512GB/1TB SSD、ディスプレイにダイナミックリフレッシュレート120Hz/2,990×1,920ドット表示対応13型PixelSense Flowディスプレイ、OSにWindows 11 Homeを搭載する。

 企業向けSKU(for Business)ではCPUがCore i5-1245UまたはCore i7-1265U、OSがWindows 10 ProまたはWindows 11 Proとなる。

 インターフェイスはThunderbolt 4×2、Surface Connect、Surface Keyboardポート、Wi-Fi 6E、Bluetooth 5.1、1080p/Windows Hello対応1,000万画素Webカメラなどを備える。

 バッテリ駆動時間は最大15.5時間。本体サイズは約287×208×9.3mm(幅×奥行き×高さ)、重量は979g。

 Surface Pro 9 with 5Gは、CPUにMicrosoft SQ3、メモリ8GBまたは16GB、ストレージに128GB/256GB/512GB SSD、ディスプレイにダイナミックリフレッシュレート120Hz/2,990×1,920ドット表示対応13型PixelSense Flowディスプレイ、OSにWindows 11 Homeを搭載。企業向けSKUではOSにWindows 11 Proを搭載する。

 インターフェイスはUSB 3.2 Type-C、Surface Connect、Surface Keyboardポート、Wi-Fi 6E、Bluetooth 5.1、1080p/Windows Hello対応1,000万画素Webカメラ、Nano SIMカードスロットなどを備える。

 なお5GはSub6のみ対応のモデル(下り最大2.8Gbps)と、ミリ波対応モデル(下り最大4.2Gbps)の2種類を用意。ミリ波対応バンドはn257、n260、n261とされている。

 バッテリ駆動時間は最大19時間。本体サイズはSurface Pro 9と共通だが、重量はミリ波対応モデルが883g、Sub6対応モデルが878g。