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モトローラ、軽さ約163g/薄さ約6.99mmの5G対応6.7型スマホ。廉価版も同時発売

motolora edge 20(左)、motolora edge 20 fusion(右)

 モトローラ・モビリティ・ジャパン合同会社は、薄型/軽量5G対応で高リフレッシュレート有機ELディスプレイを搭載した6.7型ミドルハイレンジ向けスマートフォン「motorola edge 20」および「motorola edge 20 fusion」を発表した。どちらも22日に発売し、直販価格はそれぞれ5万4,800円、4万3,800円。

 motolora edgeシリーズは、メインストリーム向けとなるmoto gシリーズの上位に位置する新たな製品群。ミドルハイレンジ向けのラインナップを拡充したかたちで、同社では個性的でプレミアムな性能を備えた製品になるとしている。

motorola edge 20

motorola edge 20

 motorola edge 20は、最薄部約6.99mm、重量約163gと、5G対応スマートフォンとしては同社史上最薄/最軽量設計を謳う製品。SoCにはSnapdragon 778G 5Gを搭載し、メモリは6GB、ストレージは128GBを内蔵する。

 背面カメラは、1億800万画素メイン(f1.9)、1,600万画素超広角/マクロ(f2.2)、800万画素3倍望遠(f2.4)の3眼構成を採用。隣りあう9ピクセルを1つにまとめて使う「ウルトラピクセルテクノロジー」も搭載する。4ピクセルを使ったクアッドピクセルテクノロジーを強化したもので、暗所性能をさらに高めた。

 また、超広角レンズは119.2度の画角を持つだけでなく、マクロ撮影にも利用可能。望遠レンズでは、3倍の光学ズームに加え、デジタルズームを組み合わせた最大30倍のスーパーズームにも対応する。また、前面カメラも3,200万画素(f2.25)と高画素で、クアッドピクセルテクノロジーをサポートし、綺麗なセルフィー撮影も行なえるとする。

 ディスプレイには、6.7型2,400×1,080ドット有機ELを搭載。リフレッシュレート144Hzでの表示が可能なほか、約10億色の表示に対応。HDR10+やDCI-P3もサポートする。

モトローラ史上最薄最軽量の5G対応スマートフォンを歌う
SoCはSnapdragon 778G 5Gを搭載
カメラは背面が1億800万画素メイン、1,600万画素超広角/マクロ、3倍光学望遠、前面が3,200万画素
ウルトラピクセルテクノロジー
ディスプレイは144Hz表示対応の6.7型2,400×1,080ドット有機EL

 そのほか、OSはAndroid 11を搭載し、IP52準拠の防水防塵性能を装備。インターフェイスは、USB 2.0 Type-C、Wi-Fi 6、Bluetooth 5.2、NFC(FeliCaは非対応)など。SIMはNano SIM×2で、5G+4GのDSDS(Dual SIM Dual Standby)に対応する。

 センサー類はGPS、加速度、近接、環境照度、ジャイロ、電子コンパスを装備。指紋認証(側面)および顔認証が利用できるほか、外部ディスプレイを接続するとデスクトップモードが使える「ready for」機能もサポートする。

 対応バンドは、5G(Sub-6のみ)がBand n1/n3/n5/n7/n8/n28/n38/n41/n66/n77/n78、4GがBand 1/2/3/4/5/7/8/12/18/19/20/26/28/32/34/38/39/40/41/42/43/66、W-CDMAがBand 1/2/4/5/8、GSMが850/900/1,800/1,900MHz。

 本体色はフロストオニキスで、サイズは約76×6.99×163mm(幅×厚さ×高さ、最薄部)、重量は約163g。バッテリ容量は4,000Ahで、30WのTurboPowerチャージャーによる急速充電もサポートする。

 また、本製品はプロゲーミングチーム「Sengoku Gaming」のオフィシャル端末としても採用。今後共同での企画展開なども検討しているという。

指紋/顔認証やready forもサポート
Sengoku Gamingのオフィシャル端末としても採用
背面。motolora edge 20は縁が角張ったデザイン。
右側面。音量ボタンと電源兼指紋認証センサー
左側面。Googleアシスタントが呼び出せる「Googleアシスタントキー」
底面。USB 2.0 Type-CとSIMカードトレイ
カメラモード。3倍が選べる

motolora edge 20 fusion

motolora edge 20 fusion

 motolora edge 20 fusionは、5G対応や1億800万画素背面カメラなどはmotorola edge 20からそのままに、価格を抑えた廉価版モデル。メモリおよびストレージの構成は6GB/128GBで変わらないが、SoCがMediaTek製のDimensity 800Uへと変更となる。

 カメラ周りでは、背面メイン以外が、800万画素超広角(118度)/マクロ(f2.2)、200万画素深度(f2.4)に変更。背面メインの1億800万画素(f1.9)および前面の3,200万画素(f2.25)は引き続き搭載し、ウルトラピクセルテクノロジーもサポートする。

 ディスプレイは、リフレッシュレートを90Hzに抑えた6.7型2,400×1,080ドット有機ELを搭載。HDR10+やDCI-P3などは変わらず対応する。

 一方で、バッテリは5,000mAhへと大容量化。付属の30W TurboPowerチャージャーによる急速充電にも対応する。また、インターフェイス周りでは、microSDカードスロットや3.5mmステレオミニジャックも追加している。

SoCはMediaTek Dimensity 800Uを搭載
カメラは背面メインと前面以外が変更に
ディスプレイサイズや解像度はそのままだが、リフレッシュレートは90Hzに抑えられた

 そのほか、OSはAndroid 11を搭載し、IP52準拠の防水防塵性能を装備。インターフェイスは、USB 2.0 Type-C、Wi-Fi 5、Bluetooth 5.0、NFC(FeliCaは非対応)など。SIMはNano SIM×2で、5G+4GのDSDSに対応する。

 センサー類はGPS、加速度、近接、環境照度、ジャイロ、電子コンパスを装備。指紋認証(側面)および顔認証が利用できるほか、ready for機能もサポートする。

 対応バンドは、5G(Sub-6のみ)が、Band n1/n3/n5/n7/n8/n20/n28/n38/n40/n41/n66/n77/n78、4GがBand 1/2/3/4/5/7/8/12/13/17/18/19/20/26/28/32/34/38/39/40/41/42/43/66、W-CDMAがBand 1/2/4/5/8/19、GSMが850/900/1,800/1,900MHz。

 本体色はエレキグラファイトで、サイズは約76×8.25×166mm(同)、重量は約185g。

バッテリの大容量化なども実施
背面。こちらは縁が丸いデザイン
右側面。音量ボタンと電源兼指紋認証センサー
左側面。GoogleアシスタントキーとSIMカードトレイ
底面。USB 2.0 Type-Cと3.5mmステレオミニジャック
カメラモード