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Windows 11 Insiderビルドに新Snipping Toolや電卓が搭載。仮想マシンでの実行時も要件引き上げ

新しいSnipping Tool

 Microsoftは16日(現地時間)、インサイダーのBetaチャネルおよびRelease Previewチャネル向けに「Windows 11 Insider Preview Build 22000.194」を配信開始した。

 このビルドでは新しい標準アプリが順次アップデートで提供され、Snipping Tool、電卓、集中セッション機能付き時計アプリなどが実装される。

 また、このビルドから仮想マシンにセットアップする際も物理PCと同じ要件が必須となり、以前に仮想マシン内で実行できたInsider Previewの最新版へのアップデートができなくなる可能性がある。Hyper-Vでは第2世代の仮想マシンを作る必要があり、他社から提供しているものに関しても順次対応する予定。

 そのほかは修正が中心となっており、コントラストテーマを有効から無効にしたときに最小化/最大化/閉じるボタンが見づらくなる問題、Bluetooth接続中のデバイスが使えない問題、モダンスタンバイ中にバグチェックが入ってしまう問題、PowerShellでMove-Itemコマンドを実行し、ディレクトリをその子ディレクトリに入れようとするとボリュームがいっぱいになるまで無限の子ディレクトリを生成してしまう問題などが修正される。