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プレミアムスマホのOnePlusがOPPOに吸収されサブブランド扱いに

 プレミアムスマートフォンを代表するOnePlusの創設者Pete Lau氏は17日、同社のフォーラムにおいて体制の再編を発表。OnePlusはもともとOPPOから2013年に会社として独立した形で立ち上げたが、8年経った今、OPPOに吸収合併される形で戻る。今後はOPPOのサブブランドとして残ることになる。

 Pete氏によれば、今、OnePlusは将来の転換点にあるとしており、ポートフォリオの拡大でより多くの選択肢を消費者に提供したいと考えている一方で、「Never Settle」の精神の実現のため、最高品質というOnePlus体験を継続させるためには、サブブランドとして生き残る手段を選んだという。

 同氏は2020年よりOnePlusとOPPOの両方の製品戦略を指揮する役割を担ったが、OPPOの開発チームとの統合で、業務の合理化や共通リソースの活用はプラスに働くと考え、統合の道を選んだようだ。

 とはいえ、OnePlusブランドはこれまでと同じように独立した製品の発売やイベントの開催、OnePlus独自のチャネルを通したコミュニティやフィードバックを続けるとしている。また、中国市場以外のグローバル向けモデルに搭載されるOxygenOSも引き続き提供していくとした。