Samsung、第6世代TLC V-NAND採用で従来モデルより高速な2.5インチSSD

870 EVO

　ITGマーケティング株式会社は、Samsung製の2.5インチSATA SSD「870 EVO」を1月下旬より発売する。価格はすべてオープンプライスで、容量および店頭予想価格は、250GBが5,000円前後、500GBが6,980円前後、1TBが1万1,480円前後、2TBが2万7,280円前後、4TBが未定となっている。

　870 EVOは、同社製第6世代TLC V-NANDとMKXコントローラを搭載した7mm厚の2.5インチSATA SSD。従来モデルの「860 EVO」と比べて、4Kランダムリード速度(QD1)において30%の高速化を実現したとする。可変バッファ領域を活用し、書き込み時の性能向上を図るIntelligent Turbo Write技術も備える。

　最大転送速度は各モデル共通で、シーケンシャルリードが560MB/s、同ライトが530MB/s、4Kランダムリード(QD1)が13,000IOPS、同ライトが36,000IOPS、4Kランダムリード(QD32)が98,000IOPS、同ライトが88,000IOPS。

　MTBFはともに150万時間で、総書き込みバイト数(TBW)は容量の小さい順に、150TB、300TB、600TB、1,200TB、2,400TB。接続インターフェイスはSATA 6Gbpsで、保証期間は5年間。