ニュース

「鬼滅の刃」で採用されたフォント3セットが86%引きの5,500円でセール中

 イメージナビ株式会社が運営するフォント販売サイト「デザインポケット」において、アニメ「鬼滅の刃」で採用された昭和書体フォント「闘龍書体」、「陽炎書体」、「黒龍書体」の「鬼滅のフォント3書体セット」を、86%引き(通常価格39,534円)の5,500円で販売している。期間は2021年1月15日まで。

 人気アニメ「鬼滅の刃」の第22輪で9人の柱が登場するシーン、および最終話のラストシーンで使用された3書体がセットとなったもの。いずれもあらゆる使用目的にマッチできる毛筆書体を目指し、揮毫職人「綱紀栄泉」が1文字1文字丁寧に書き上げた文字をデジタル化した。以下、リリースよりそれぞれの書体の特徴を引用する。

闘龍書体

 闘争心にあふれ、力がありあまった若い龍が空を舞うさまをイメージして作られた筆書系デザイン書体です。力強さ、荒々しさを持ちながらも、堂々と伸び渡る文字が、龍というにふさわしい、雄大なイメージを感じさせます。画線には力強い筆の運びによって生み出された大胆なかすれが残されている一方で、文字の一画一画は丁寧に描かれており、可読性を損なうことなく、インパクトのある毛筆表現を可能にしています。

陽炎書体

 ゆらゆらと地を這う陽炎をイメージして作られた筆書系デザイン書体です。その名の表わすように、画線には、揺らめく炎のようなゆらぎが残っていますが、そうしたデザイン的な画線処理が施されている一方で、ほかの書体に比べて太さの変化が少なく、漢字も一画一画が丁寧に描かれています。

黒龍書体

 牡の龍が暗雲立ち込める空を荒々しく漂うさまをイメージして作られた筆書系デザイン書体です。太い線と細い線が入り混じる緩急のついた画線は、まるで猛々しい龍の感情の抑揚を表わしているかのようです。正方形を意識しすぎることなく、ダイナミックに描かれた一つ一つの文字は、一見、アンバランスにも見えますが、文章として組むとその力強いイメージで見事に調和します。