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ファーウェイ、重量約1kgの13型ファンレスモバイルノート「MateBook X」を発表
~Ryzen 7 4800H搭載の14型「MateBook 14」も登場
2020年11月17日 11:50
華為技術日本株式会社(ファーウェイ・ジャパン)は、13型モバイルノートパソコン「MateBook X」および14型の「MateBook 14」を発表した。発売はともに20日を予定しており、税別店頭予想価格はそれぞれ15万4,800円前後、10万9,800円前後の見込み。
MateBook X
MateBook Xは、重量約1kgの軽量設計を特徴とする製品。筐体サイズは約284×207×13.6mm(幅×奥行き×高さ)となっており、フットプリントはA4用紙より小さく収めた。ファンレス設計とすることで静音性も高められている。
約90%の画面占有率を実現するフルビューディスプレイを採用。パネルにはタッチ対応の3,000×2,000ドットLTPS液晶を搭載し、画面を3本指でスワイプするとスクリーンショットが撮影できる「3フィンガースクリーンショット」機能も備える。
同社製スマートフォンとの連携機能HUAWEI Shareにも対応。タッチパッド部分にNFCを内蔵し、スマートフォンをかざすと接続でき、画面共有やデータの送受信などをシームレスに行なえる。
おもな仕様は、Core i5-10210U、16GBメモリ、512GB PCIe SSD、Windows 10 Homeなどを搭載。
インターフェイスは、USB 3.0 Type-C×2、Wi-Fi 6、Bluetooth 5.0、720p Webカメラ(キーボード最上行に搭載、ポップアップ式)、電源ボタン一体型指紋認証センサー、音声入出力などを備える。
本体色はシルバーフロストで、バッテリ駆動時間は約11.3時間。USB 3.0 Type-AやHDMI出力などを拡張できるドック「MateDock 2」も付属する。
MateBook 14
MateBook 14は、CPUにRyzen 7 4800Hを搭載した製品。FnキーとPキーを同時押しするとスタンダードモードとパフォーマンスモードの切り替えが可能で、高負荷な作業を行なうさいに活用できる。
独自の冷却機構「HUAWEI Shark Fin」についても性能を強化。ファンの面積を29%増加させたほか、ブレード枚数を49%増、ブレードの厚みを40%減とするなど、改良を重ねることで、従来のものと比べて放熱量を39%高めたとする。
画面占有率約90%の2,160×1,440ドットの14型タッチ対応IPS液晶を搭載し、3フィンガースクリーンショット機能もサポート。容量56Whの大型バッテリを備え、最大約11.2時間のバッテリ駆動を実現する。
おもな仕様は、Ryzen 7 4800H、16GBメモリ、512GB PCIe SSD、Windows 10 Homeを搭載。
インターフェイスは、USB 3.0×3(うち1基Type-C)、IEEE 802.11ac対応無線LAN、Bluetooth 5.0、HDMI、720p Webカメラ(キーボード最上行に搭載、ポップアップ式)、電源ボタン一体型指紋認証センサー、NFC(タッチパッド部内蔵)、音声入出力などを備える。
本体色はスペースグレーで、サイズは約308×224×15.9mm(同)、重量は約1.49kg。
そのほか、左右分離型のBluetoothイヤフォン「FreeBuds Pro」も発表。20日より販売を開始し、税別店頭予想価格は2万2,800円前後の見込み。