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Microsoft、ゲームライブ配信の「Mixer」を終了。Facebook Gamingへ移管

 Microsoftは22日(現地時間)、自身が提供しているゲームプレイライブ配信プラットフォーム「Mixer」を7月23日に終了する発表した。今後は「Facebook Gaming」への移行を促す。

 Mixerのパートナーやストリーマーの成功のためには、可能なかぎり迅速かつ広範囲のプラットフォーム拡張が必要だが、MicrosoftとXboxではこのニーズに及ばなかったためサービスを終了する。

 同社では今後Facebookと協力し、Mixerのコミュニティの移行を促す。Facebook Gamingでは本日よりMixerアカウントでの接続が実装され、画面の指示に従って操作すれば移行できる。また、Mixerでオープンマネタイズプログラムに参加しているストリーマーは、Facebook Gaming Level Up Programの参加資格が付与され、継続的にマネタイズできるとしている。

 一方視聴者側も、Facebook Gamingでアカウントを接続することで、利用可能なすべてのMixerチャンネルのFacebookページが表示されるので、容易にフォローできる。今後数週間のあいだ、Mixerから訪問した視聴者には、特別なウェルカムパックを提供する予定。また、エンバーの残高が残っている視聴者に対し、Xboxギフトカードのクレジットが送られる。

 Microsoftは、2019年8月に、それまでAmazonのTwitchで配信を行なっていたストリーマーの「Ninja」氏をMixerへと引き入れるなど、ユーザー獲得に向けた活動を行なっていたが、それから1年を経ずしてサービス自体を終息させることとなった。