ニュース

Java版「マイクラ」システム要件、メモリ2GBから8GBに引き上げ

 Mojang Studiosは7月21日(現地時間)、「Minecraft: Java Edition」の新しいシステム要件を発表した。適用は同日から。

 Minecraft: Java Editionの新要件のうち最小要件は、描画設定のFastプリセットで解像度1080p/30FPSでの動作を想定する。OSは64bitシステム、CPUは4コアが必要。メモリはdGPUを搭載する環境で8GB、統合グラフィックスの環境では12GBを求める。GPUはVulkan 1.3に対応し、2GB以上のVRAMを備えたものが条件となる。

 推奨要件は、Fancyプリセットで1080p/60FPSの動作を目安とする。CPUはより強力な最新世代、メモリは16GB、ビデオカードは6GBのVRAMを搭載した高性能なモデルを挙げている。同社は、これらの数値も最新のAAAタイトルと比べれば低く、ハイエンドなゲーミングPCまでは求めないとしている。

旧要件新要件
最小 推奨 最小 推奨
Windows: Windows 7 and up
macOS: OS X 10.9 Maverick
Linux: 2014 年以降の最新のディストリビューション
Windows 10
macOS 10.12 Sierra以降
Windows 10 64bit
Windows on ARM
macOS 12以降
64bit版Linux
Windows 11 64bit
macOS 14以降
64bit版Linux
Core i3-3210
A8-7600
Apple M1
Core i5-4690
A10-7800
Core i3-10100
Ryzen 3 3100
Qualcomm Snapdragon X
Apple M1
Core i5-12400
Ryzen 5 5600
Apple M2 Pro
HD Graphics 4000
Radeon R5
GeForce 700シリーズ
Radeon RX 200シリーズ
GeForce GTX 950
Radeon RX 460
Intel Arc A310
Core i5-6400内蔵GPU
GeForce RTX 2060
Radeon RX 5600 XT
Intel Arc A580
Apple M2 Pro
2GB4GB単体GPU使用時は8GB
内蔵GPU使用時は12GB
16GB

 要件を見直した背景には、リリースから17年以上を経てゲームの規模や機能が拡大したことがある。従来の基準は古いハードウェアとグラフィックス技術を前提としており、現在のゲームを快適に動かせる環境を示せなくなっていた。旧世代のデバイスを支え続けることが技術面の刷新を妨げる恐れもあり、条件を明示することで安定した体験につなげる狙いだ。

 新要件を満たさないコンピューターでもゲームが起動する場合はある。ただしフレームレートの低下や表示の乱れ、ロード時間の長期化などが起こり得るため、動作速度と画質は保証されない。今後OpenGLからVulkanへの移行が進めば、条件を満たさないハードウェアでは起動が難しくなり、将来的には起動できなくなる可能性もある。影響を受けるとみられるのは、一部の旧型ビデオカードや古い統合グラフィックス、Intel製プロセッサを搭載した旧世代のMacなどである。