ニュース

アイ・オー、単体で映像のミックス/録画/配信可能なライブストリーミングボックスやキャプチャカードなど5製品

LIVE ARISER(GV-LSBOX)

 株式会社アイ・オー・データ機器は、映像キャプチャ関連機器5機種を2月中旬より順次発売する。価格はすべてオープンプライス。

LIVE ARISER(GV-LSBOX)

 LIVE ARISER(GV-LSBOX)は、単体で映像のミキシングや録画、配信が行なえる機器。2月中旬の発売を予定しており、税別店頭予想価格は108,000円前後の見込み。

 HDMI入力を4基、出力を2基搭載し、本体前面のボタンで瞬時にスイッチングできる。5種類の表示モードも内蔵し、1画面のみ、4分割、1:3分割、ピクチャ・イン・ピクチャ(PiP)、ループモードから選んで使用できる。

 内蔵のGigabit Ethernetポートを通じて、YouTubeやTwitchなどへ直接ライブ配信が可能。1080p/60fpsの映像を最大3ストリームまで配信でき、複数のプラットフォームやサブチャンネルへの同時配信も行なえる。プロトコルはRTMP、RTSP、HLS、TSをサポートし、ローカルネットワークへの配信にも対応する。

 USB 3.0ポートにHDDなどを接続すると、配信と同時に録画が可能。合成後の映像に加え、4つの入力映像のうち2つまでをそのまま同時に録画でき、バックアップなどとして利用できる。

 対応入力解像度は480i/480p/720p/1080i/1080p、出力解像度は1080pで、それぞれ最大60fpsをサポート。配信および録画ビットレートは1~64Mbps、コーデックはH.264。

 インターフェイスは、HDMI×6(入力×4、出力×2)、ステレオミニジャック×5(入力×4、出力×1、ともに4極プラグ対応)、USB 3.0、USB 2.0×2、Gigabit Ethernetを備える。

 本体サイズは約248×212×41mm(幅×奥行き×高さ)、重量は約890g。

背面

PCI Express 1.0 x1接続のキャプチャカード

 PCI Express 1.0 x1接続のキャプチャ製品は4機種を3月上旬より発売予定。

 4機種共通で、DirectShowベースのアプリケーションで利用できるほか、キャプチャ用SDKが無料で配布されており、ユーザー独自のキャプチャソフトウェアを作れる。

 OSはWindows 7以降、解像度は最大1080p/60fpsまで対応する。

GV-DSVR

 GV-DSVRは、SDI/DVI入力に対応した機種。税別店頭予想価格は47,800円前後の見込み。

 PCへの負担が少ないハードウェアエンコード型で、SD-SDI、HD-SDI、3G-SDI、DVI-I入力をサポートする。本体サイズは132×69mm(幅×奥行き)、重量は約83g。

GV-DSHVR

 GV-DSHVRは、SDI/DVI/HDMI/アナログ入力に対応した機種。税別店頭予想価格は47,800円前後の見込み。

 非圧縮録画が可能なソフトウェアエンコード型で、SD-SDI、HD-SDI、3G-SDI、DVI-I、HDMI、アナログ入力をサポートする。アナログ入力については、付属の変換アダプタを利用することで、コンポーネントやSビデオなどの入力が行なえる。

 本体サイズは112×101mm(同)、重量は約96g。

GV-SVD2VR

 GV-SVD2VRは、DVI/Sビデオ入力に対応した機種。税別店頭予想価格は47,800円前後の見込み。

 DVI-Iに加え、付属の変換アダプタを通じたアナログ入力をサポート。取り外し可能なパススルー用出力ポートを搭載したブラケットも備えており、録画中の映像をディスプレイで確認できる。

 本体サイズは115×69mm(同)、重量は約110g。

GV-S2VR

 GV-S2VRは、SDI入力とパススルー出力に対応した機種。税別店頭予想価格は38,900円前後の見込み。

 SD-SDI、HD-SDI、3G-SDIに対応した入出力ポートを1基ずつ備えるほか、ステレオミニジャックも入出力も1基ずつ搭載する。本体サイズは110×69mm(同)、重量は約90g。