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Chromiumベースになった新「Microsoft Edge」が配信開始

~国内での自動更新は4月1日から

 日本マイクロソフト株式会社は、Chromiumベースで動作する同社製Webブラウザ「Edge」の新バージョン(Microssoft Edge 79 Stable)の配信を開始した。EdgeHTMLエンジンからの変更が2018年12月に発表(Microsoft Edgeブラウザ、独自エンジンを捨て「Chromium」ベースに参照)されてから約1年間開発が続けられ、安定版としてリリースされたかたち。

 新バージョンのEdgeは、Windows Updateを通じて順次配信が行なわれるほか、Microsoft Edgeのページより直接ダウンロードすれば手動アップデートが可能。なお、Chromiumベースのブラウザでは確定申告システム「e-Tax」上の一部機能が利用できない点を考慮し、日本国内向けのWindows Updateを通じた自動更新は特別措置として4月1日以降に持ち越される。

 また、法人や教育機関などについても、管理者が対象デバイスに配信を開始するまで自動アップデートが行なわれないが、手動アップデートを行なうことで、どの場合でも新バージョンを適用できる。

 アップデートを行なうと旧バージョンは利用できなくなるが、お気に入りやパスワード、基本設定などは自動的に引き継がれる。新バージョン移行後は、OSのアップデートタイミングにかかわらず、Edge単体で約6週間ごとにアップデートが行なわれる予定。