ニュース

Edgeプレビュー版、最適化で前ビルドよりも13%以上性能向上

 米Microsoftは2月13日(現地時間)、Windows 10の標準WebブラウザであるEdgeのプレビュー版「build 81.0.389.0」から、性能改善を施したことを伝えている。

 同ビルドは、新しいツールチェーン最適化を有効にしたことで、build 79のEdgeと比べて13%以上も性能が向上した。検証は多数のDOM APIや一般的なJavaScriptフレームワークを利用するサンプルWebアプリで、ユーザーの介入をシミュレートするSpeedometer 2.0ベンチマークを使って行なわれた。

 実行環境はWindows 10(バージョン1909、Build 18363.592)がインストールされたSurface Pro 5で、Core i5-8250、メモリ8GBを搭載。Speedometer 2.0ベンチマークを10回測定した平均値では、build 79.0.309.71のスコアが84.85、build 81.0.403.1が95.6、build 81.0.410.0が96.15だった。

 また、これに関連するものとして、UL Benchmarksは同社のPCMark 10 Applications benchmarkにおいて、Chromiumベースの新しいEdgeで性能が少なくとも10%以上は向上するとの報告をしている。

 改良が施されたベータ版は今月後半にリリース予定。