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PFU、Bluetooth/USB Type-Cの両対応になった新「Happy Hacking Keyboard」

HHKB Professional HYBRID Type-S英語配列/白

 株式会社PFUは、コンパクトキーボード「Happy Hacking Keyboard」シリーズのキーボード3製品を、10日より直販サイトPFUダイレクト限定で発売する。

 基本コンセプトは不変のまま、Bluetooth/USB両対応とType-Cコネクターのサポートというインターフェイス拡張と進化、Bluetooth接続先切り替えの操作性向上によるマルチペアリング機能向上、従来の制御キーのカスタマイズに加えて文字キー全般のカスタマイズを追加したキーカスタマイズ機能の進化という3点を強化したとする。

 発売されるのはBluetooth接続とUSB接続が可能な「HYBRID Type-S」および「HYBRID」と、有線接続のみで英語配列限定の「Classic」の3モデルとなる。3製品ともキースイッチは押下圧45gの静電容量無接点方式で、キートップの印字は昇華印刷方式を採用。キーボードの傾きは3段階に調節できる。

【表】Happy Hacking Keyboard Professionalシリーズ
シリーズ名配列インターフェイス税別価格
HYBRID Type-S英語配列USB Type-C/Bluetooth32,000円
日本語配列
無刻印(英語配列)
HYBRID英語配列27,500円
日本語配列
無刻印(英語配列)
Classic英語配列USB Type-C23,000円
無刻印(英語配列)

HYBRIDシリーズ

HHKB Professional HYBRID Type-S 日本語配列

 「HHKB Professional HYBRID」および「HHKB Professional HYBRID Type-S」では、英語配列の白/墨と無刻印の白/墨、日本語配列の白/墨を用意。直販価格はHYBRIDが30,250円、HYBRID-Sが35,200円。製品の違いはキースイッチで、 Type-Sグレードはキー内部構造の特別設計と緩衝材の採用で高速打鍵性能と静粛性を高めたモデルとなる。

 従来のBluetoothモデルと異なり、Bluetooth 4.2 LE接続とUSB接続のハイブリッド対応を実現し、無線と有線を使い分けて利用スタイルや使用環境に応じてPCやスマートフォンなどと接続できる。対応OSはWindows、macOS、iOS、iPadOS、Android。USB接続にはType-Cコネクタを採用し、ケーブルの抜き差しのストレスも軽減したとする。

 最大4台まで登録できるBluetooth接続のマルチペアリングも、切り替えがキー操作で可能となり操作性が向上。ペアリングしたい機器を「1」~「4」に登録した後、「Fn」+「Control」+数字キーの同時押しで、登録機器にワンタッチで接続切り替えできる。

 また制御キーの割り当てを変更できるDIPスイッチに加えて、キーマップ全般をカスタマイズできる「キーマップ変更機能」を装備。Windowsでは専用ソフトウェアから操作でき、設定内容はHHKB本体に保存されるためPCやスマートフォンを変更しても同じキーマップで使用できる。

 無線接続時は単3形乾電池×2で動作し、動作期間は約3カ月。本体サイズは294×120×40mm(幅×奥行き×高さ)、重量は540~550g。

HHKB Professional HYBRID Type-S英語配列/墨
側面
背面
底面のDIPスイッチ

Classicシリーズ

HHKB Professional Classic

 「HHKB Professional Classic」は英語配列の白/墨と無刻印の白/墨を用意。直販価格は25,300円。こちらは有線接続専用で英語配列のみとなっている。

 コネクタはType-Cで、本体サイズは294×110×40mm(同)、重量は530g。

 同社では発売を記念して、22日までの購入者先着3,000名にプラスチック製カバー「キーボードルーフ」をプレゼントするキャンペーンを実施する。また、「SUPER CLASSIC」、「アシストオン」、「原価BAR」とコラボレーションし、タッチ&トライスポットも東京/大阪/名古屋に用意。 原価BARではHHKBオリジナルラベルの「HHK BEER」提供や、2006年に限定販売した10周年記念モデル「漆塗HHKB」も展示される。