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USB有線専用の「HHKB Professional Classic」に高速入力/静粛性向上の「Type-S」
2025年10月21日 11:00
PFUは、高速入力性および静粛性の向上を図った高級有線キーボード「HHKB Professional Classic Type-S」を発売した。価格は3万1,900円。今回の新製品投入に伴い、下位のHHKB Professional Classicは英語配列/白のみを残し、墨/無刻印モデルは在庫限りで販売終了となる。
HHKB Professional Classic Type-Sは、従来のUSB有線接続の「HHKB Professional Classic」からキー構造を見直し。また、無線接続にも対応した「HHKB Professional HYBRID Type-S」と同様に高速入力(Speed)および静粛性(Silent)を図った。
無接点容量方式による入力はそのままに、キースイッチのハウジングとプランジャの間に衝撃吸収材を設け、押下されたキーが戻る際に発生する振動を吸収し、打鍵音を改善する工夫を加えている。人間の聴覚感度が高い周波数2,500~5,000Hz帯での刺激を下げたという。
また、駆動部のかみ合わせをよりタイトにし、高速タイピング時でも離れたキーなどの打ち損じを減少させることで、安定したタイピングを実現。これらによりキー打鍵音も30%低減している。押下圧とのバランスを考え、キーストロークを従来の4mmから3.8mmに変更し、高速タイピングに向くとした。キートップの印字は従来の左上から中央に変わった。
筐体はHHKB Professional Classicと同様に電池ボックスを廃したことでコンパクトに収めている。同社によればコロナ禍以降、家庭内でPC切替器を利用して2台以上のPCをシンプルに切り替えて接続する利用方法が増えているほか、KVM機能を内蔵したモニターも増え、有線かつマルチデバイスに接続する機会が増えており、HHKB Professional Classic Type-Sはこうしたシーンに向くとしている。
このほか、新たにキーマップ変更機能にも対応し、カスタマイズできるようになった。上位モデルの「HHKB Studio」で好評だった、複数のキーを同時押しするショートカットを1キーに割り当てる機能なども今後のアップデートで取り入れるとしている。なお、キーマップ変更は従来のHHKB Professional Classicでは使えない。
キー配列は英語および日本語の2種類で、それぞれに墨、白、雪が用意される。インターフェイスはUSB Type-C。




















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