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超小型メカニカルキーボードがFILCOから。Bluetoothで4ペア可能
2020年7月29日 10:00
ダイヤテック株式会社は、FILCOブランドからBluetoothと有線USB接続に対応するコンパクトなメカニカルキーボード「Majestouch MINILA-R Convertible」を発表した。8月5日10時から予約販売を開始し、26日に発売する。直販価格は17,380円。
日本語(JIS)配列と英語(ASCII)配列の2種類を用意するとともに、キースイッチはCherry MXの「茶軸」、「青軸」、「赤軸」、「静音赤軸」の4種類を展開。Web直販のダイヤテックオンラインショップでは英語配列限定で「黒軸」も取り扱う。本体色はSky GrayとMatte Blackの2色で、Web直販ではこれ以外のカラーバリエーションも購入できる。
4台のデバイスとBluetoothでペアリングでき、各デバイスの登録や接続切り替えは専用ボタンによるワンタッチ操作で行なえる。通信規格にBluetooth 5.1を採用したことで、より低消費電力で安定した通信も実現した。
本製品の特徴の1つとして、キー自体を取り外せる一般的な仕様に加えて、さらにキートップも取り外し可能な「Patch Keycap」を採用。DIPスイッチによってCaps LockやCtrlキーの入れ替えができ、そのなかでもE/S/D/FキーにFnキーとの組み合わせでカーソル操作をできるようになっている。このカーソルキーの割り当ては無効化可能だが、その場合にPatch Keycapの機構を利用してキートップを取り外し、そのキーの土台を180度回転させてからキートップを取りつけることで、キー側面に描かれているカーソルキーの印字を隠すことができる。
また、台座部分とキートップが別に分けられていることで、独自性の高いデザインとなっているほか、キー印字部にPBT(ポリブチレンテレフタレート)製の2色成形キャップを採用しており、印字欠けすることなく使用できる。ただし、キートップを取り外せるのは一部のキーにかぎられている。
キーキャップは中心部分にへこみを持たせたスフェリカルデザインで、打鍵感の向上を図っていることに加え、キー横列で高低差がないフラットタイプを採用し、コンパクトキーボードに最適とするミディアムプロファイルとしている。
DIPスイッチでMac専用モードに切り替えることもでき、専用の交換キーキャップが付属している。
キーピッチは19mm、キーストロークは3.7mmまたは4mm、本体の傾斜を変えるスタンドを実装する。バッテリは内蔵されておらず、有線USBまたは単3形乾電池2本で動作。
本体サイズは297×124×40mm(幅×奥行き×高さ)、重量は680g。付属品として、USBケーブル、試供用単3形乾電池×2、交換用キーキャップ一式、専用キープラーなどを同梱している。